Intel CPU

最終更新日 : 2024/02/23
蒼い鉱石
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PC向けのCPUメーカーといえばIntelAMDの2社が特に有名ですが、シェアではIntelが圧倒していました。

しかし、AMDが新ブランド、新製品を投入した結果、猛烈な追い上げを見せたため、現在のCPU業界は両社がしのぎを削る、大変面白い状況になってきています。

ここでは、CPU業界を引っ張る存在であるIntelのCPUについて、お話しします。

世代別解説

Intel CPUのアーキテクチャと開発コードネーム

アーキテクチャ(Architecture)とは設計を意味する言葉ですので、その優劣というのは性能に非常に大きな影響を与えます。

コードネーム(Code Name)とは製品の開発時に付けられる名前のことです。こちらは性能には直結しませんが、製品や世代が語られる時に頻繁に出てきますので、覚えておいて損はありません。

これらの詳細については以下のページでお話ししていますので、是非ご一読ください。


さて、Intelのアーキテクチャとコードネームに関してですが、まずは直近数世代のアーキテクチャとコードネームの一覧表を以下に示します。

CPUタイプコードネームアーキテクチャ発売年月
第14世代Intel Core
デスクRaptor Lake-S
Refresh
Raptor Cove
+ Gracemont
2023/10
第13世代Intel Core
デスクRaptor Lake-SRaptor Cove
+ Gracemont
2022/10
ノートRaptor Lake-HX
Raptor Lake-H
Raptor Lake-P
Alder Lake-U
2023/01
第12世代Intel Core
デスクAlder Lake-SGolden Cove
+ Gracemont
2021/11
ノートAlder Lake-HX
Alder Lake-H
Alder Lake-P
Alder Lake-U
Willow Cove
+ Gracemont
2022/01
第11世代Intel Core
デスクRocket Lake-SCypress Cove2021/03
ノートTiger Lake-H
Tiger Lake-H35
Tiger Lake-UP3
Tiger Lake-UP4
Willow Cove2020/09
第10世代Intel Core
デスクComet Lake-SSkylake2020/05
ノートComet Lake-H
Comet Lake-U
Comet Lake-Y
2019/09
Ice LakeSunny Cove2019/05

第12世代以降について、個別に見ていきます。

第14世代Intel Core(Raptor Lake Refresh)

発売年月2023/10(デスク, K)
2024/01(デスク, Non-K)
2024/01(ノート)
コアアーキテクチャRaptor Cove
+ Gracemont
開発コードネームRaptor Lake Refresh
対応チップセットIntel 600シリーズ
Intel 700シリーズ
プロセスルールIntel 7 Ultra (10nm)

第14世代Intel CoreはコードネームでRaptor Lake Refresh(ラプターレイクリフレッシュ)と名付けられ、2023年10月に販売が開始されました。

Intelの場合、Refreshが付く世代は基本的に前世代からあまり変化のない、いわゆるリネームに近いことが多いのですが、Raptor Lake Refreshもご多分に漏れず第13世代Intel Coreとの性能差はほとんどありません。

第13世代Intel Core(Raptor Lake)

発売年月2022/10(デスク, K)
2023/01(デスク, Non-K, KS)
2023/01(ノート)
コアアーキテクチャRaptor Cove
+ Gracemont
開発コードネームRaptor Lake
対応チップセットIntel 600シリーズ
Intel 700シリーズ
プロセスルールIntel 7 Ultra (10nm)

コードネームにRaptor Lake(ラプターレイク)と名付けられた第13世代Intel Core2022年10月に登場しました。

前世代から採用されたbig.LITTLEを踏襲しつつも性能を伸ばした、改良型ともいえる世代ですが、新しい要素も追加されてはいますので、変化のない世代という訳ではありません。

第12世代Intel Core(Alder Lake)

発売年月2021/11(デスク, K)
2022/01(デスク, Non-K)
2022/01(ノート)
2022/04(デスク, KS)
コアアーキテクチャGolden Cove
+ Gracemont
開発コードネームAlder Lake
対応チップセットIntel 600シリーズ
Intel 700シリーズ
プロセスルールIntel 7 (10nm)

コードネームでAlder Lake(アルダーレイク)と呼ばれる第12世代Intel Core2021年11月に発売されました。

Alder Lakeの最大の特徴は、big.LITTLEという概念を取り入れた点にあります。

big.LITTLEとは、高性能なP(Performance)コアと高効率なE(Efficient)コアの2種類のコアを持ち、重めな処理を前者に、軽めな処理を後者に振り分けることによって電力効率を高める技術のことです。

Eコアは性能面ではPコアに劣るとはいえ、数世代前の主力CPUとのシングルスレッド性能における比較では、同じ性能なら消費電力は40%以下で済み、同じ消費電力なら40%も性能が高いとされていますので、決しておまけとして付いてくるレベルのコアではありません。

ただし、デスクトップ向けCPUの下位クラスにはEコアが備わっていませんので、注意が必要です。