rtx2080-note-pc
長らくご愛顧頂きました PC de GAME - BTOとゲーミングPCのお話 は、 PCpedia としてリニューアル、再出発することになりました!
これまで以上に、皆様のお役に立てるサイト作りを心掛けて参りますので、今後ともよろしくお願い致します。
「GeForce RTX 2080」の「ノート向けGPU」は、同名の「デスクトップ向けGPU」よりもわずかに性能が落ちるくらいで、色々と制限のあるノートPCに異次元のグラフィック性能をもたらす「現行ハイエンドGPU」です。
ここでは、そんなRTX2080の「性能」に関するデータや、RTX2080を搭載した「BTOゲーミングノートPC」を様々なスペックごとに「価格」を比較して分かった「CP(コスパ)」の良いモデルをご紹介しています。
また、便宜上「ノート向けRTX2080」のことを「RTX2080ノート」と呼ぶことにしますので、ご了承下さい。
まずは、「GeForce RTX 2080ノート」の性能について、チェックしてみましょう。
ここでは、海外のサイトになりますが、 PC GAMER さんが公表しているベンチマークテスト(「最新の11のゲーム」で計測したフレームレート)の結果をお借りしようと思います。詳細は、以下のページでどうぞ。
→ AMD Radeon RX 5700 XT review
対象となるGPUは、「GeForce RTX 20シリーズ」と「GeForce GTX 16/10シリーズ」、「Radeon RX 5700/Vegaシリーズ」と「Radeon VII」となります。
また、かつては「ノート向けGPU」の能力は「デスクトップ向けGPU」に遠く及ばず、半分程度の性能がせいぜいでした。
しかし、前世代(GTX 10シリーズ)からノート向けGPUの性能は大幅に上がって、テスト内容や環境にも依りますが、デスクトップ向けGPUの「10~20%下」程度にまで達するようになったのです。
よって、以下にお見せするデータはデスクトップ向けGPUのものですので、ノート向けGPUの性能はこれより「10~20%」ほど下がると見込んで頂きたいと思います。
次に、データの見方や注意点などをいくつか挙げておきます。
テストは「解像度」と「グラフィック品質」を変えて行われ、「4K, Ultra(最高品質)」、「1440p, Ultra」、「1080p, Ultra」、「1080p, Medium(中程度の品質)」の「4種類」に分けられています。
数字は「縦の解像度」を表していますが、「4K」だけは「横の解像度」ですので、縦の解像度でいうと「2160p」となります。ご注意下さい。
そして、19のゲームでそれぞれの設定ごとに計測した「平均フレームレート(Avg)」と「最低フレームレート(Min)」の平均値が、求めるデータになります。
続いて、フレームレートの目安についてです。
「リフレッシュレート」が「60Hz」のディスプレイであれば、リフレッシュレートと一致する「60fps(秒間60フレーム)」がフレームレートの一般的な目標となりますが、これを下回ったとしても、必ずしも快適性が損なわれる訳ではありません。「30fps」でも、通常プレイに支障はないと思います。
ただし、最低フレームレートが低くなると、カクツキが目立つようになって、プレイしづらくはなりますので、ある程度の余裕は欲しいところです。
また、カクツキまでいかなくても、fpsの落ち幅が大きくなると違和感として表れやすいですから、リフレッシュレートに近い数字で安定していることは、快適さにおいて重要なポイントになります。覚えて帰って下さい。
4K(2160p) - Ultra(最高品質)
11 Games Average | ||
GPU | 平均 /最低 | fps(Max: 120fps) |
---|---|---|
RTX 2080 Ti | Avg | 70.4 |
Min | 55.8 | |
RTX 2080 | Avg | 55.4 |
Min | 43.8 | |
GTX 1080 Ti | Avg | 53.2 |
Min | 41.8 | |
Radeon VII | Avg | 50.6 |
Min | 38.7 | |
RTX 2070 SUPER | Avg | 50 |
Min | 40 | |
RX 5700 XT | Avg | 45.9 |
Min | 30.3 | |
RTX 2070 | Avg | 45.3 |
Min | 36.5 | |
RTX 2060 SUPER | Avg | 43.3 |
Min | 34.4 | |
RX 5700 | Avg | 41 |
Min | 27.4 | |
GTX 1080 | Avg | 40.8 |
Min | 32.1 | |
GTX 1070 Ti | Avg | 37.2 |
Min | 29.7 | |
RX Vega 64 | Avg | 37.1 |
Min | 29.3 | |
RTX 2060 | Avg | 35.7 |
Min | 27.7 | |
RX Vega 56 | Avg | 33.8 |
Min | 26.9 | |
GTX 1070 | Avg | 32.8 |
Min | 26.1 | |
GTX 1660 Ti | Avg | 29.1 |
Min | 23 | |
GTX 1660 | Avg | 24.5 |
Min | 19.5 | |
GTX 1060 | Avg | 22.6 |
Min | 18 | |
GTX 1060 3GB | Avg | 17.7 |
Min | 12.7 | |
GTX 1650 | Avg | 15.8 |
Min | 12.1 | |
GTX 1050 Ti | Avg | 13.1 |
Min | 10.1 | |
GTX 1050 | Avg | 8.6 |
Min | 5.1 |
1440p - Ultra(最高品質)
11 Games Average | ||
GPU | 平均 /最低 | fps(Max: 120fps) |
---|---|---|
RTX 2080 Ti | Avg | 114.8 |
Min | 83.9 | |
RTX 2080 | Avg | 94.1 |
Min | 70.5 | |
GTX 1080 Ti | Avg | 91.2 |
Min | 67.9 | |
Radeon VII | Avg | 87.3 |
Min | 64.6 | |
RTX 2070 SUPER | Avg | 86.9 |
Min | 65.2 | |
RX 5700 XT | Avg | 83.6 |
Min | 56.3 | |
RTX 2070 | Avg | 79.4 |
Min | 60.5 | |
RTX 2060 SUPER | Avg | 75.9 |
Min | 57.7 | |
RX 5700 | Avg | 73.3 |
Min | 48.8 | |
GTX 1080 | Avg | 72.4 |
Min | 55.4 | |
RX Vega 64 | Avg | 67.3 |
Min | 51.1 | |
GTX 1070 Ti | Avg | 66.9 |
Min | 52 | |
RTX 2060 | Avg | 66.1 |
Min | 50.5 | |
RX Vega 56 | Avg | 60.5 |
Min | 45.9 | |
GTX 1070 | Avg | 58.6 |
Min | 45.6 | |
GTX 1660 Ti | Avg | 56.8 |
Min | 43.8 | |
GTX 1660 | Avg | 48.2 |
Min | 37 | |
GTX 1060 | Avg | 41.6 |
Min | 32.7 | |
GTX 1060 3GB | Avg | 35.7 |
Min | 26.6 | |
GTX 1650 | Avg | 32.5 |
Min | 24.3 | |
GTX 1050 Ti | Avg | 24.4 |
Min | 18.6 | |
GTX 1050 | Avg | 19.5 |
Min | 14.3 |
1080p - Ultra(最高品質)
11 Games Average | ||
GPU | 平均 /最低 | fps(Max: 240fps) |
---|---|---|
RTX 2080 Ti | Avg | 138 |
Min | 97.3 | |
RTX 2080 | Avg | 120.9 |
Min | 87.2 | |
GTX 1080 Ti | Avg | 117.3 |
Min | 83.1 | |
RTX 2070 SUPER | Avg | 115.1 |
Min | 81.4 | |
Radeon VII | Avg | 114.2 |
Min | 79.8 | |
RX 5700 XT | Avg | 111.2 |
Min | 76.3 | |
RTX 2070 | Avg | 106.5 |
Min | 76.2 | |
RTX 2060 SUPER | Avg | 102.7 |
Min | 73.4 | |
RX 5700 | Avg | 99.8 |
Min | 66.1 | |
GTX 1080 | Avg | 98.5 |
Min | 71.9 | |
RX Vega 64 | Avg | 95.2 |
Min | 68.6 | |
GTX 1070 Ti | Avg | 92.9 |
Min | 68.6 | |
RTX 2060 | Avg | 92.5 |
Min | 67 | |
RX Vega 56 | Avg | 85.3 |
Min | 62.3 | |
GTX 1070 | Avg | 82.2 |
Min | 62 | |
GTX 1660 Ti | Avg | 80.4 |
Min | 59 | |
GTX 1660 | Avg | 68.4 |
Min | 50.4 | |
GTX 1060 | Avg | 60.6 |
Min | 46.7 | |
GTX 1060 3GB | Avg | 53 |
Min | 39.8 | |
GTX 1650 | Avg | 48 |
Min | 36 | |
GTX 1050 Ti | Avg | 36 |
Min | 26.9 | |
GTX 1050 | Avg | 28.7 |
Min | 20.6 |
1080p - Medium(中程度の品質)
11 Games Average | ||
GPU | 平均 /最低 | fps(Max: 240fps) |
---|---|---|
RTX 2080 Ti | Avg | 183.8 |
Min | 124.9 | |
RTX 2080 | Avg | 172.9 |
Min | 118 | |
RTX 2070 SUPER | Avg | 167.2 |
Min | 114.7 | |
GTX 1080 Ti | Avg | 166.1 |
Min | 115.2 | |
Radeon VII | Avg | 163.3 |
Min | 113.9 | |
RX 5700 XT | Avg | 160.1 |
Min | 108 | |
RTX 2070 | Avg | 157.7 |
Min | 111.9 | |
RTX 2060 SUPER | Avg | 153.5 |
Min | 109.8 | |
RX 5700 | Avg | 147.5 |
Min | 99 | |
GTX 1080 | Avg | 145.1 |
Min | 105.2 | |
RX Vega 64 | Avg | 140.7 |
Min | 102 | |
RTX 2060 | Avg | 139.9 |
Min | 102.8 | |
GTX 1070 Ti | Avg | 137.8 |
Min | 100.4 | |
RX Vega 56 | Avg | 128 |
Min | 94.6 | |
GTX 1070 | Avg | 123.9 |
Min | 93.4 | |
GTX 1660 Ti | Avg | 123.6 |
Min | 90.6 | |
GTX 1660 | Avg | 105.5 |
Min | 78.9 | |
GTX 1060 | Avg | 93.9 |
Min | 73 | |
GTX 1060 3GB | Avg | 88.4 |
Min | 68.6 | |
GTX 1650 | Avg | 76.6 |
Min | 58.9 | |
GTX 1050 Ti | Avg | 57.4 |
Min | 46 | |
GTX 1050 | Avg | 46.8 |
Min | 35.8 |
ノート向けGPUは「10~20%」ほど性能が低い点を考慮に入れても、「RTX 2080ノート」は「1440p/最高品質」で「平均60fps」を大きく超える数字を叩き出しています。
また、「最低fps」でも「60」近辺まで到達していますので、「常時60fps」をほぼ達成していると考えても良いでしょう。快適なゲームプレイを楽しめそうです!
続いて、「1080p」においてですが、「デスクトップ向けRTX 2080」は「平均120fps」をクリアしていますが、RTX2080ノートはやや割り引いて考える必要がありますので、「120」までは難しいかもしれません。
ただ、グラフィック品質の設定を少し落としてフレームレートを上げれば、「平均120fps」は充分に可能な数字ですので、「高リフレッシュレート」のディスプレイと合わせて「ヌルヌル」動かすことができそうです。
当サイトでは「デスクトップ向けGPU」をクラス分けして、それぞれのクラスごとにバランスの取れた構成を「デスクトップPCの鉄板構成」としておすすめしています。
それをまとめたのが、以下の表です。
スペック | GPU | CPU | メモリ | ストレージ (SSD) |
---|---|---|---|---|
ハイ エンド |
RTX2080Ti RTX2080S RTX2080 RTX2070S GTX1080Ti RadeonVII |
i9-9900K i9-9900KF |
16GB | 高速500GB |
ハイ スペック |
RTX2070 RTX2060S RTX2060 GTX1660Ti GTX1080 GTX1070Ti GTX1070 RX5700XT RX5700 RXVega64 RXVega56 |
i9-9900 i7-9700K i7-9700KF i7-9700 i7-9700F R9 3900X R7 3800X R7 3700X | 500GB | |
ミドル スペック |
GTX1660 GTX1650 GTX1060 GTX1050Ti GTX1050 |
i5-9600K i5-9600KF i5-9500 i5-9400 i5-9400F R5 3600X R5 3600 |
8GB | 250GB |
ただし、「ノート向けGPU」はデスクトップ向けGPUよりも「10~20%」ほど性能が低いですから、「ノートPCの鉄板構成」はその点をやや割り引いて考える必要があります。
詳細は 当サイトがおすすめするゲーミングPCの鉄板構成 でどうぞ。
ここでは、各ショップが販売している「BTOゲーミングノートPC」の「価格」を「徹底比較」してみたいと思います!
メニューから「メモリ」、「SSD」の種類や容量を選ぶと、「スペックと価格の一覧表」の該当部分がそろえられて、価格も変更されます。
その他の基本的な見方、使い方は、以下の通りです。
ノート向けの「ハイエンド」だけあって、どのモデルも「クセがすごい」構成になっています! 特徴的な部分を一つ一つ見ていきますが、 ⑦:NEXTGEAR-NOTE i7950SA1 を除いて、全て「カスタマイズ不可」の完成品ですので、ご注意下さい。
では、パーツごとに見ていきます。
現在の「ノート向けCPU」の主流は「Core i7-9750H」で、「ハイエンドクラス」から「ミドルクラス」まで幅広く採用されています。
その性能は「デスクトップ向け」の「Core i5-9600K」と同じくらいに留まるのですが、Core i5-9600Kは多くのゲームソフトで「Core i7-9700K」などの上位CPUに肉薄するなど非常に優れたゲーミング性能を見せていますので、Core i7-9750Hも露骨なパワー不足を示すことはまずありません。
続いて、表中にあるその他のCPUについてです。
①:ASUS ROG G703GX が採用する「Core i9-8950HK」は「ノート向け最高峰」のCPUです。
しかし、世代が1つ古いため、現行世代で最もオーソドックスな「Core i7-9750H」とそれほど性能差はありません。
また、 ⑦:NEXTGEAR-NOTE i7950SA1 は、「デスクトップ向けCPU」である「Core i7-9700K」を採用しています。これは、前述の「Core i9-8950HK」より「20%」も高性能です!
また、「チップセット」も「デスクトップ向け」の「Z370」ですから、「OC(オーバークロック)」にも対応していますし、CPUはカスタマイズや姉妹モデルで「Core i9-9900K」も選べますので、デスクトップ並みのCPU環境を構築することが可能になっています。
ただ、「熱」の関係で、ハイスペックデスクトップPCと同じレベルの性能は、難しいといわざるを得ないでしょう。Core i9-9900Kは熱々のCPUですし、Core i7-9700KのOCも発熱量が理由で限定的な効果しか得られないと思われます。
とはいえ、「デスクトップ向けCPU採用」という響きは、所有欲をかきたてるに充分ですし、ハイエンドノートの醍醐味の一つとして楽しむのもありかと思います。
多くのモデルが採用している「GeForce RTX 2080 Max-Q Design」という「GPU」についてです。
「Max-Q Design」は、基本的なスペックは元のGPUと同じですが、「動作クロック」だけを引き下げたものです。
クロックを下げた分、性能も「10~30%」ほど下がってはいるのですが、それ以上に「消費電力」が下がっているため、「ワットパフォーマンス(電力効率)」が上がっているGPUなのです。
性能が落ちてしまっては意味がないと思う人もいるかもしれませんが、「排熱処理」に余裕ができるため、「筐体(ケース)」を薄くすることが可能になるのです。これは充分に評価できるメリットです。
デスクトップ向けと同じく、ハイスペック帯では、やはり「16GB」は確保しておきたいところですが、このレベルであれば、バランスや将来性を考えると「32GB」あっても良いかもしれません。
メモリは「多くとも意味はないが、少ないと露骨に挙動を遅くさせる」という特徴を持つパーツですから、容量不足だけは避けたいところです。
それから、メモリは後から増設することも可能なのですが、 デュアルチャネル との兼ね合いもありますので、容量と構成は最初に決めておくべきです。
「重量級のゲーム」をプレイするのであれば、それなりの容量を要求されますが、「軽いゲーム」を多数プレイする場合も容量が必要になりますので、「PCのスペック」と「ストレージの容量」は直接的な関係はないといえます。
とはいえ、全体のバランスやBTOでの採用例を考慮すると、「高速タイプ 500GB級」がこのクラスの「鉄板」といって良いと思います。
高速タイプは「発熱量」が大きいですから、ノートPCのような小さなケースには向かないため、現時点ではどちらかというと「通常タイプ」の方が「おすすめ」ではあるのですが、今は「ハイスペックノートPC」の多くがデフォルトで高速SSDを採用するようになっていますので、これも気にしても仕方がない状況になりつつあります。
それから、 ①:ASUS ROG G703GX の「高速SSD3台」での「RAID 0」についてお話ししておきます。
「RAID」とは、複数のストレージを用いて、速度や安全性を高める技術のことなのですが、RAID 0は「同時に複数台のストレージにデータを分けて書き込むことで、速度を上げる」というもので、「ストライピング」とも呼ばれます。
つまり、本来であれば1台に書き込む内容を、複数台に同時並行的に書き込むことにより「高速化」が可能になるということですが、当モデルは「高速SSD」を採用していますので、理論上は「高速SSDのさらに3倍」の速度を出せるということになるのです!
ただし、複数台で1台として機能するため、RAID 0を構成するストレージが1台故障しただけで、残りのストレージのデータも無意味になってしまうというリスクも抱えていますので、メリットばかりがある訳ではありません。
ディスプレイ選びのポイントは「画面の大きさと解像度のバランス」にあります。基本的に、同じ解像度ならディスプレイサイズが大きいものほど、文字サイズも大きくなります。
一般的に、文字の見やすさの分かれ目になるのが、「15.6インチ/フルHD」という組み合わせです。画面サイズがこれより小さくなる、あるいは解像度が上がると、文字などが少し判別しにくいと感じる人も出てくるといわれているのです。
ということは、「17.3インチ/フルHD」だと文字の判別がしやすくなる訳ですが、それ以前に、ゲーム用途にはできる限り大きなディスプレイがおすすめです。ゲームにおいては、迫力や細部の見やすさが重要となるからです。
また、文字が見づらい場合は、設定で何とかできる場合がほとんどですので、問題というほどでもないという考え方もできます。ただ、視力に自信がない人は、大きなディスプレイを選んだ方が無難でしょう。
次に、 リフレッシュレート についてです。
映像の滑らかさの指標が「fps(フレームレート)」ですが、高いfpsをキープするには良いGPUが必須となります。
しかし、いくらfpsを上げることができたとしても、画面の更新タイミングであるリフレッシュレートが低ければ意味がありません。単位「Hz(ヘルツ)」で表されるリフレッシュレートの数字が、fpsの上限なのです。
一般的に、良いGPUを搭載したモデルは、ディスプレイのリフレッシュレートも高い傾向にありますが、fpsとリフレッシュレートはイコールの関係ではありませんので、ご注意下さい。
また、先ほどお話しした GeForce RTX 2080ノートの性能 も参考にして頂ければと思います。
さて、これと関連して ⑤:Razer Blade 15 4K のリフレッシュレートが低い点について、お話しします(正確にいうと、通常高リフレッシュレートの場合はその数値が併記されることがほとんどなのですが、その記載がないため、標準的な数値と判断して「60Hz」としています)。
「ハイエンド級GPU」である「RTX 2080ノート」ですから、どのモデルも高いリフレッシュレートを誇りますが、 ⑤:Razer Blade 15 4K だけは「60Hz」と「ミドルクラス」並に留まっています。
これは、 ⑤:Razer Blade 15 4K の「解像度」が「4K」であることが理由だと思われます。
解像度が高いということは、フレーム当たりのデータ量が多い訳ですから(4KはFHDの「4倍」のデータ量)、当然1フレームを作るのに掛かる時間も増えてしまって、fpsが下がってしまいます。つまり、せっかくリフレッシュレートが「120Hz」であっても、RTX2080ノートでは半分も生かせないのです。
よって、「4Kゲーム」だけをプレイするのであれば問題ないのですが、「FHDゲーム」をプレイする場合には、高いfpsを生み出せるにも関わらず、「60Hz固定」になってしまうことは覚えて帰って下さい。
それでは、「おすすめPC」のご紹介です。
まず、「ハイエンドデスクトップPC」でも見かけないような構成で、「ステータスシンボル」のようなモデルが ①:ASUS ROG G703GX です!
全てが圧倒的で、ユニーク(唯一)な存在がお好みな人は、どうぞ!
「4K」をお求めであれば、 ⑤:Razer Blade 15 4K ということになります。
「RTX 2080 Max-Q」では、「4K/60fps」は少ししんどいとは思いますが、設定次第では充分に素晴らしい映像体験を得られるでしょう。
「解像度」ではなく「フレームレート」に振ったのが ⑥:Razer Blade 15 です。
こちらも「FHD/240fps」を生かし切るのは難しいですが、「FHD/100後半fps」ならば設定次第ではいけそうですので、フレームレートにこだわりたい人は当モデルをどうぞ。
「デスクトップ向けCPU + チップセット」という非常に珍しい構成なのが ⑦:NEXTGEAR-NOTE i7950SA1 です。
前述の通り、熱の問題でCPUをフル稼働させ続けるのは難しいと思いますが、 ①:ASUS ROG G703GX に勝るとも劣らないユニークさですから、孤高の存在をお好みの人はどうぞ!
それぞれが独特のコンセプトを持っていますから、「自分が求めるタイプに最も近いのはどれか」というのが唯一の選び方といえるでしょう。
どのモデルもノートPCとしては考えられないほど性能も高いですが、価格も非常に高いですから、良く考えて選んで頂きたいと思います!
ここからは、当サイトでご紹介している「GeForce RTX 2080ノート」搭載BTOパソコンの「スペック」と一部のパーツの「カスタマイズ費用」を掲載していきます。
基本的な表の見方は、以下のようになります。
OS | Windows 10 Pro 64bit |
---|---|
CPU | Intel Core i9-8950HK (6C/12T, 2.9-4.8GHz) |
GPU(VRAM) | GeForce RTX 2080ノート (8GB) |
メモリ | 64GB(DDR4-2666) |
SSD | 1.536TB (512GBx3/RAID 0 /M.2/NVMe) |
HDD | 1TB |
チップセット | Mobile Intel HM370 |
光学ドライブ | x |
ディスプレイ | 17.3インチ/1920x1080 /144Hz/ノングレア |
映像出力 | HDMI x 1 Mini DisplayPort x 1 |
重量 | 約4.7kg |
標準時バッテリー 動作時間 | 3.9時間 |
保証 | 1年間 |
価格 | ¥362,880(税別) |
メモリカスタマイズ費用 | |
32GB | 16GB |
---|---|
x | x |
SSDカスタマイズ費用 | |||
高速 500GB級 | 高速 250GB級 | 500GB級 | 250GB級 |
---|---|---|---|
x | x | x | x |
OS | Windows 10 Home 64bit |
---|---|
CPU | Intel Core i7-9750H (6C/12T, 2.6-4.5GHz) |
GPU(VRAM) | GeForce RTX 2080 Max-Q (8GB) |
メモリ | 32GB(DDR4-2666) |
SSD | 1TB (M.2/NVMe) |
HDD | x |
チップセット | Mobile Intel HM370 |
光学ドライブ | x |
ディスプレイ | 17.3インチ/1920x1080 /144Hz/ノングレア |
映像出力 | HDMI x 1 |
重量 | 約2.65kg |
標準時バッテリー 動作時間 | 5.8時間 |
保証 | 1年間 |
価格 | ¥393,455(税別) |
メモリカスタマイズ費用 | |
32GB | 16GB |
---|---|
- | x |
SSDカスタマイズ費用 | |||
高速 500GB級 | 高速 250GB級 | 500GB級 | 250GB級 |
---|---|---|---|
x | x | x | x |
OS | Windows 10 Home 64bit |
---|---|
CPU | Intel Core i7-9750H (6C/12T, 2.6-4.5GHz) |
GPU(VRAM) | GeForce RTX 2080 Max-Q (8GB) |
メモリ | 24GB(DDR4-2666) |
SSD | 1TB (M.2/NVMe) |
HDD | x |
チップセット | Mobile Intel HM370 |
光学ドライブ | x |
ディスプレイ | 15.6インチ/1920x1080 /240Hz/ノングレア |
映像出力 | HDMI x 1 |
重量 | 約2.1kg |
標準時バッテリー 動作時間 | 5.8時間 |
保証 | 1年間 |
価格 | ¥399,800(税別) |
メモリカスタマイズ費用 | |
32GB | 16GB |
---|---|
x | x |
SSDカスタマイズ費用 | |||
高速 500GB級 | 高速 250GB級 | 500GB級 | 250GB級 |
---|---|---|---|
x | x | x | x |
OS | Windows 10 Home 64bit |
---|---|
CPU | Intel Core i7-9750H (6C/12T, 2.6-4.5GHz) |
GPU(VRAM) | GeForce RTX 2080 Max-Q (8GB) |
メモリ | 16GB(DDR4-2666, 8GBx2) |
SSD | 512GB(M.2/NVMe) |
HDD | x |
チップセット | Mobile Intel HM370 |
光学ドライブ | x |
ディスプレイ | 17.3インチ/1920x1080 /144Hz/ノングレア |
映像出力 | HDMI x 1 |
重量 | 約2.75kg |
標準時バッテリー 動作時間 | x |
保証 | 1年間 メーカー保証 |
価格 | ¥375,800(税別) |
メモリカスタマイズ費用 | |
32GB | 16GB |
---|---|
x | - |
SSDカスタマイズ費用 | |||
高速 500GB級 | 高速 250GB級 | 500GB級 | 250GB級 |
---|---|---|---|
- | x | x | x |
OS | Windows 10 Home 64bit |
---|---|
CPU | Intel Core i7-9750H (6C/12T, 2.6-4.5GHz) |
GPU(VRAM) | GeForce RTX 2080 Max-Q (8GB) |
メモリ | 16GB(DDR4-2666, 8GBx2) |
SSD | 512GB(M.2/NVMe) |
HDD | 1TB(5400rpm) |
チップセット | Mobile Intel HM370 |
光学ドライブ | x |
ディスプレイ | 15.6インチ/3840x2160 /60Hz/ノングレア |
映像出力 | HDMI x 1 Mini DisplayPort x 1 |
重量 | 約2.21kg |
標準時バッテリー 動作時間 | x |
保証 | 1年間 メーカー保証 |
価格 | ¥357,800(税別) |
メモリカスタマイズ費用 | |
32GB | 16GB |
---|---|
x | - |
SSDカスタマイズ費用 | |||
高速 500GB級 | 高速 250GB級 | 500GB級 | 250GB級 |
---|---|---|---|
- | x | x | x |
OS | Windows 10 Home 64bit |
---|---|
CPU | Intel Core i7-9750H (6C/12T, 2.6-4.5GHz) |
GPU(VRAM) | GeForce RTX 2080 Max-Q (8GB) |
メモリ | 16GB(DDR4-2666, 8GBx2) |
SSD | 512GB(M.2/NVMe) |
HDD | x |
チップセット | Mobile Intel HM370 |
光学ドライブ | x |
ディスプレイ | 15.6インチ/1920x1080 /240Hz/ノングレア |
映像出力 | HDMI x 1 Mini DisplayPort x 1 |
重量 | 約2.21kg |
標準時バッテリー 動作時間 | x |
保証 | 1年間 メーカー保証 |
価格 | ¥357,800(税別) |
メモリカスタマイズ費用 | |
32GB | 16GB |
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x | - |
SSDカスタマイズ費用 | |||
高速 500GB級 | 高速 250GB級 | 500GB級 | 250GB級 |
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- | x | x | x |
OS | Windows 10 Home 64bit |
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CPU | Intel Core i7-9700K (8C/8T, 3.6-4.9GHz) |
GPU(VRAM) | GeForce RTX 2080ノート (8GB) |
メモリ | 16GB(DDR4-2400, 8GBx2) |
SSD | 512GB(M.2/NVMe) |
HDD | x |
光学ドライブ | x |
チップセット | Intel Z370 |
ディスプレイ | 17.3インチ/1920x1080 /120Hz/ノングレア |
映像出力 | HDMI x 1 Mini DisplayPort x 2 |
重量 | 約4.3kg |
消費電力 (標準/最大) | 33.5W/330W |
標準時バッテリー 動作時間 | 約2.2時間 |
保証 | 1年間無償保証 ・24時間×365日電話サポート |
価格 | ¥359,800(税別) |
メモリカスタマイズ費用 | |
32GB | 16GB |
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↑¥14,800 | - |
SSDカスタマイズ費用 | |||
高速 500GB級 | 高速 250GB級 | 500GB級 | 250GB級 |
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