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おすすめBTOゲーミングPC|初心者でも分かる選び方とその理由

最終更新日 : 2020/03/30

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「BTO」と呼ばれる「パーツを指定可能なPCの販売形式」が存在します。動作することが保証されていますので、初心者の人も安心して購入できる方式です。

PCの基礎知識や選び方と合わせて、コスパに優れた「おすすめBTOゲーミングPC」もご紹介しています。是非、参考にして下さい。

ゲーミングPCの選び方

ゲーミングPC選びで最も重要なことは、「ゲームをプレイする上で感じる不満やストレスを回避すること」です。ゲーム中のストレスといえば「映像がカクカクすること」と「データのロード(読み込み)が遅いこと」の2つが代表的ですが、これらの現象にイライラさせられた経験がある人も多いのではないでしょうか。

その原因のほとんどは「ハードウェア(PCやゲーム機など)の性能不足」によるものです。プログラム側に問題があるならば、特定のゲームだけで済む話ですが、ハードに原因がある場合はどのゲームでもイライラの基となる現象が生じ得ますから、非常に厄介です。

よって、ここでは「カクつき」と「ロードの遅さ」を回避するための方法を中心に、ゲーミングPC選びに関して知っておいて欲しいことについて、お話しします。

また、各パーツやPC全般の基礎知識などについてはPCパーツ/周辺機器でお話ししていますので、適宜参照して頂ければと思います。

「カクつき」を防ぐには?

映像における「単位時間当たりのコマ数」のことをフレームレートといいます。コマ数は少なければ少ないほど、コマ間の差異が大きくなるため、滑らかさが減少して「カクカク感」が出やすくなるのです。

逆にコマ数が多いほど、コマ間の差異を小さくできるため、滑らかに見せることができます。つまり、「カクつく」とは、フレームレートが低い状態をいう訳です。

快適なフレームレートの一般的な目安は「平均60fps(秒間60フレーム)」です。これを下回ってもすぐに不満が出る訳ではありませんが、「30fps」を切ってくると、局所的に重くなって入力タイミングが遅れるなどの弊害も出てきますので、できれば「最低30fps」はキープしたいところです。


フレームレートに最も大きな影響を与えるパーツは、「GPU(グラフィックボード)」です。ゲームプログラムでは、一般的に「グラフィック」関連の処理が最も重くなりがちですから、これを担当するパーツであるGPUが「最重要パーツ」となるのです。

また、「ゲームプログラム」だけでなく「PC全体」の処理も担当する「CPU」の性能も重要です。「シミュレーションゲーム」が代表的ですが、「キャラクターの数が多いゲーム」や「コンピュータ側にも深い思考を要求するゲーム」などでは、CPUへの負荷が高くなりがちですから、CPU性能もおろそかにできません。


ゲーミング用途のみならず、「PC性能」は「データをどれだけ早く処理できるか」が肝心ですから、これを行う2つのプロセッサ(CPUとGPU)がPCの中心的パーツになるのは必然です。

あまりに過剰な性能は無駄といえるかもしれませんが、パワーに適度の余裕があることは絶対に損をすることはありません。処理が速いのはもちろん、性能に不満が出る時期を遅らせて買い換えのスパンを長くすることもできるからです。つまり、長い目で見ると、コスパ面でもメリットがあるといえるのです。

また、オンラインゲームなどでは、定期的なアップデートによりゲームがどんどん重くなってしまうことが良くあります。これを考慮に入れず、ギリギリのスペックで構成してしまうと、アップデートのたびにフレームレートが低下することも考えられますので、やはり余力を持つということは重要なのです。

「ロード」を早くするには?

「OS」を含めたプログラム本体や各種データは、「SSD」や「HDD(ハードディスクドライブ)」などの「ストレージ(補助記憶装置)」に保存され、必要に応じて適宜「メモリ」へと読み込まれて、CPUにより処理されます。「グラフィックデータ」の場合は「VRAM(グラフィックボード上のメモリ)」に読み込まれて、GPUにより処理されます(ただし、グラボがなければメインメモリ上に読み込まれます)。

ゲームプログラムやゲームで使われるデータも当然これに従いますが、ゲームの場合は場面が切り替わるたびに大きなデータの入れ換えが起こることもありますので、それぞれの読み書き速度が重要になります。

ただ、ロードの遅さの主な原因は、最も遅い「ストレージ」にある場合がほとんどです。特にHDDの遅さはずば抜けていますので、OS本体やゲームなどの速度が欲しいプログラムは、SSDにインストールすることが今や「絶対条件」となりつつあります。


また、メモリに関しては、現状不満が出るほどの速度不足はありませんので、無理に高速メモリを使う必要はありません。

しかし、メモリは「容量」が不足すると、特定のソフトのみならず、システム全体の速度を大きく低下させてしまうため、常に充分な空き容量があるようにしておくべきです。


ロードの速度は、フレームレートが極端に落ちてゲームにならない状態に比べると、問題としては比較的小さいといって良いでしょう。実際、データを読み込んだ後がゲームの本編ですから、CPUやGPUよりもメモリやストレージの優先度は低くなります。

ただ、ストレージの速度が速ければ、OSや他のソフトの起動も含めて、システム全体の挙動がキビキビとなりますので、大きな満足感が得られやすくなります。よって、「ストレージ速度」と「メモリ容量」にも気を配って欲しいと思います。

GPUには、目標とするフレームレートがおおよそ設定されています。GPUの「大まかなスペック」とそれぞれが「ターゲットとするフレームレート」、そして各スペックに属する「近年のGPU」をまとめました。これらの分類は、一般的な評価に当サイトの見解を加えたものですが、大きく外してはいないと思います。以下の表をご覧下さい。

スペック解像度 : fps GPU
ハイエンド
(最高性能)
4K : 60fps
FHD : 120fps~
RTX2080Ti
RTX2080SUPER
ハイスペック
(高性能)
4K : 30~60fps
FHD : 60~120fps
RTX2080
RTX2070SUPER
RTX2070
RTX2060SUPER
RTX2060
GTX1660Ti
GTX1660SUPER
GTX1080Ti
GTX1080
GTX1070Ti
GTX1070
RX5700XT
RX5700
RX5600XT
RadeonVII
RXVega64
RXVega56
ミドルスぺック
(中性能)
FHD : 30~60fps GTX1660
GTX1650SUPER
GTX1650
GTX1060
GTX1050Ti
GTX1050
RX5500XT
ロースぺック
(低性能)
FHD : ~30fps -

ここからは、各スペックごとの「鉄板構成」とその理由について、詳しくお話ししていきます。ただし、「ロースペック」はゲーミングPCと呼べるほどの性能を持っていませんので、割愛させて頂きます。

また、「GPU性能」の詳細は、GPUの選び方GPU比較&ランキングでもお話ししていますので、参考にしてみて下さい。

ハイエンドゲーミングPC

鉄板構成
ターゲット
フレームレート
4K: 60fps
FHD: 120fps~
GPUGeForce RTX 2080 Ti
GeForce RTX 2080 SUPER
CPUCore i9-9900KS
Core i9-9900K
Core i9-9900KF
メモリ16GB~
ストレージ
(SSD)
高速500GB~

「4K解像度」は、精細で美しい世界を見せてくれます。「高いフレームレート」は、滑らかな映像はもちろんのこと、わずかな動きを他人よりも先に察知し行動することを可能にしてくれます。

グラフィックレベルが高ければ高いほど、「ゲームへの没入感」や「状況の有利さ」といったメリットを享受することができます。ただ、そのためには非常に高い性能を持つ「ハイエンドGPU」が必須になります。

よって、「ハイエンドゲーミングPC」では、「GeForce RTX 2080 Ti」を基準とすべきなのです。

とはいえ、RTX2080Tiは非常に高価ですから、なかなか手が出るものではありません。ある程度妥協して「GPUの格下げ」を考えざるを得ないこともあるでしょう。

もちろん、それは悪い判断ではありませんが、下げすぎると本来の目的を見失いかねませんので、それならばむしろ「ハイスペック」に落としてコスパを追求する方が、満足度は高くなるかもしれません。自分に必要な条件をしっかりと考えて、GPUを決めるべきです。


GPU以外のパーツも、高い性能を持つ必要があります。

「CPU」に関しては、「Core i7-9700K / KF」辺りでも大幅な性能低下はまずあり得ませんが、他のパーツのレベルを落としたがためにフレームレートの低下を招くようなことになれば、何のための「ハイエンドGPU」なのかが分からなくなります。

よって、特に「RTX 2080 Ti」や「RTX 2080 SUPER」などの「上位ハイエンドGPU」を使う場合には、「Core i9-9900KS / K / KF」を選んでおくことを「おすすめ」します。

「メモリ容量」は、現在のところ「16GB」もあれば問題はありませんが、PCでゲーム以外の作業も行うのであれば「32GB」にしておいた方が無難でしょう。

「ストレージ」に関しては、「高速SSD 500GB」としていますが、用途次第な部分もありますので、あくまでもバランス上の目安と考えて下さい。


各GPUの「おすすめBTOゲーミングPC」を、以下のページでお話ししています。是非、ご覧下さい!

【価格徹底比較】RTX 2080 Ti搭載おすすめBTOゲーミングPC

【価格徹底比較】RTX 2080搭載おすすめBTOゲーミングPC

ハイスペックゲーミングPC

鉄板構成
ターゲット
フレームレート
4K: 30~60fps
FHD: 60~120fps
GPUGeForce RTX 2080
GeForce RTX 2070 SUPER
GeForce RTX 2070
GeForce RTX 2060 SUPER
GeForce RTX 2060
GeForce GTX 1660 Ti
GeForce GTX 1660 SUPER
GeForce GTX 1080 Ti
GeForce GTX 1080
GeForce GTX 1070 Ti
GeForce GTX 1070
Radeon RX 5700 XT
Radeon RX 5700
Radeon RX 5600 XT
Radeon VII
CPUCore i9-9900
Core i7-9700K
Core i7-9700KF
Core i7-9700
Core i7-9700F
Ryzen 9 3950X
Ryzen 9 3900X
Ryzen 7 3800X
Ryzen 7 3700X
メモリ16GB
ストレージ
(SSD)
500GB~

「ハイスペックゲーミングPC」は、ゲーマーにとっての「標準スペック」といっても過言ではありません。

「4K: 60fps」や「FHD: 120fps以上」は難しいかもしれませんが、どんなゲームでも「FHD: 60fps」のキープはもちろん、「WQHD(2560 x 1440): 60fps」もまずまずこなせますので、グラフィック面で不満を感じる場面はほぼないでしょう。

このクラスで基準とすべきGPUは、特にはありません。というのも、一般的なフレームレートの目安は、ハイエンドが担当する「4K: 60fps」と「FHD: 120fps~」、ミドルスペックが担当する「FHD: 60fps」ですから、その間に収まるハイスペック帯は「FHDやWQHDにおいて、どれだけ余裕を取るか」が主な観点になるからです。

よって、予算の都合がつけば「4K」もギリギリこなせそうな「上位ハイスペックGPU」を、難しそうであればコスパの高い「下位ハイスペックGPU」を選ぶのが、オーソドックスな選び方となります。

ただし、当サイトでは「GeForce GTX 1660 Ti」と「GTX 1660 SUPER」をハイスペックに分類していますが、一般的には「ミドルスペック」として扱われていますので、ご注意下さい。


「CPU」に関しては、「Core i7-9700K / KF」が「鉄板中の鉄板」です。「Z系チップセット」と合わせて「OC(オーバークロック)」にも対応しておきましょう。

「第3世代(3000番台)」以降の「AMD Ryzen CPU」は、全般的な性能ではIntel CPUを圧倒していますが、ゲーミング性能では「まだ少し及ばない」というのが、現時点での評価です。これはゲームプログラムがIntel CPUに「最適化」されていることなどが主な理由です。

よって、基本はCore i7-9700K / KFですが、多少のゲーミング性能ダウンを覚悟してでもトータルパワーが欲しい人はRyzenを選ぶと良いでしょう。

「メモリ容量」は、現在のところ「16GB」もあれば問題はありません。「動画編集」などメモリ容量を必要とする作業を考えている場合には、「32GB」にアップした方が良いと思います。

「ストレージ」に関しては、「SSD 500GB」としていますが、用途次第な部分もありますので、あくまでもバランス上の目安と考えて下さい。


各GPUの「おすすめBTOゲーミングPC」を、以下のページでお話ししています。是非、ご覧下さい!

【価格徹底比較】RTX 2070搭載おすすめBTOゲーミングPC

【価格徹底比較】RTX 2060搭載おすすめBTOゲーミングPC

【価格徹底比較】GTX 1660 Ti搭載おすすめBTOゲーミングPC

ミドルスペックゲーミングPC

鉄板構成
ターゲット
フレームレート
FHD: 30~60fps
GPUGeForce GTX 1660
GeForce GTX 1650 SUPER
GeForce GTX 1650
GeForce GTX 1060
GeForce GTX 1050 Ti
GeForce GTX 1050
RX5500XT
CPUCore i5-9600K
Core i5-9600KF
Core i5-9600
Core i5-9500
Core i5-9500F
Core i5-9400
Core i5-9400F
Ryzen 5 3600X
Ryzen 5 3600
メモリ8GB~
ストレージ
(SSD)
250GB~

快適とされるフレームレートの内、最も万人向けのものは「FHD: 60fps」です。ゲーミングPCの基本といっても良いでしょう。「100fps」を超えるような高フレームレートを経験すると、60fpsでも物足りなさを感じるものですが、少なくとも初見でFHD: 60fpsを体感してストレスを感じる人はまずいません。

万人向けという性質は、ゲームの作り手にとっても重要な指標になります。ターゲットとなるスペックを高くし過ぎると、ユーザーの数を大きく減らしてしまうからです。つまり、多少の制限はあるかもしれませんが、「ミドルスペックPC」で遊べないゲームはほとんど存在しないということです。

FHD: 60fpsを目標とするGPUは、「GeForce GTX xx60(下2桁が60)」です。現行世代では「GTX 1660」が該当しますが、1つ格上の「GTX 1660 Ti」や「RTX 1650のパワーアップ版」である「GTX 1650 SUPER」なども含んで良いでしょう。これらが「ミドルスぺックPC」における基準となります。


「CPU」に関しては、「Core i5-9600K / KF」がこのクラスでの鉄板です。ゲーミング性能において、上位クラスの「Core i7-9700K / KF」に迫るケースが少なくないからです。

ミドルスペックPCでわずかなフレームレートの差を気にしても仕方がないですから、無理に「OC(オーバークロック)」にこだわる必要はありませんが、せっかくの「K付き」ですので、「Z系チップセット」を合わせて対応だけはしておくことを「おすすめ」します。K付きは素の性能が高いのに加え、CPUが原因の多少のボトルネック(制約、制限)であれば、OCで乗り切れる可能性もあるからです。

「Ryzen」に関しては、やはりゲーミング性能においてIntel CPUにやや劣るケースが見られますので、次点という評価にならざるを得ません。ただ、トータル性能の高さは抜群ですから、フレームレートをできるだけ落としたくないハイスペック以上とは異なり、このクラスでならばRyzenの採用も良いかもしれません。

「メモリ容量」は、「8GB」としていますが、これは最低条件といっても良いでしょう。コンピュータは基本的に「2の乗数」で構成されていますので、メモリ容量も「4GB」、「8GB」、「16GB」、「32GB」辺りまでが一般的な容量となっています。

この内、4GBは通常利用においても余裕がない容量となっていますので、8GBか16GBのどちらかがこのクラスの鉄板ということになるのです。よって、予算に都合が付けば、16GBの方を「おすすめ」します。

「ストレージ」に関しては、「SSD 250GB」としていますが、用途次第な部分もありますので、あくまでもバランス上の目安と考えて下さい。


各GPUの「おすすめBTOゲーミングPC」を、以下のページでお話ししています。是非、ご覧下さい!

【価格徹底比較】GTX 1660搭載おすすめBTOゲーミングPC

【価格徹底比較】GTX 1050 Ti搭載おすすめBTOゲーミングPC

ゲーミングノートPC

「デスクトップPC」にするか「ノートPC」にするかを最初に決めるという人も多いかと思います。しかし、その決定は全ての構成が決まった後にすることを「おすすめ」します。

なぜなら、一般的にノートPCのスペックは、デスクトップPCのスペックにどうしても追いつけないからなのです。

実は、近年のノート向けGPUは、デスクトップ向けGPUと比べても遜色のないレベルまで性能を上げてきてはいるのです。

しかし、CPUやGPUは非常に高温になるパーツで、常に冷却し続けなければならないのですが、ケースの小さなノートPCではどうしても排熱が難しくなってしまうのです。

CPUやGPUは一定の温度を超えると、自動的に出力を下げる機能(サーマルスロットリング)を備えていますので、熱くなりやすいノートPCはデスクトップPCに比べて、性能のストップが掛かりやすいのです。

よって、特に「ハイスペックGPU」を採用するのであれば、デスクトップPCを強くおすすめします。

それでも、もしノートPCの方が良い、ノートPCでなければならないのであれば、「ゲーミングノートPC」という選択肢もありでしょう。


ゲーミングノートPCの選び方とおすすめBTOノートPC

よくある質問

ゲーミングPCとは?

「ゲーミングPC」には、正式な定義はありません。単に「ゲームがプレイ可能なPC」をゲーミングPCと呼んでいるだけです。

しかし、一般的なPC利用において、ゲームというのはかなり負荷の掛かる用途で、特に「グラフィック(画像)」関連の処理が重くなりがちですので、必然的にグラフィック処理を担当する「GPU」というパーツの重要性が高くなります。

よって、ゲーミングPCの第一条件は「良いGPUを備えている」ということになるのです。


また、GPUだけが高性能でも、他のハードが足を引っ張ってしまっては意味がありませんから、これまた必然的に全体的な要求スペック(仕様、性能)も上がってしまいます。

プログラムを処理する「CPU」、データの置き場所である「メモリ」や「ストレージ」、電力供給のための「電源」、冷却のための「クーラー」や「ファン」、これらを格納する「ケース」など細かくいうと切りがありません。

ゲーミングPCに要求されるパーツの性能自体は、高めとはいえ特別高い訳ではありません。ただ、ゲームがPCに強い負荷を掛けることを考慮して、「耐久性」や「安定性」に優れた「高品質」なパーツが使われる傾向にはあります。

つまり、ゲーミングPCとは、「高いグラフィック処理能力と質の良いパーツを使った普通のPC」なのです。

ゲーミングPCの必要性(家庭用ゲーム機との比較)

ゲーム用ハードといえば、PCよりも「PlayStation」や「Xbox」、「Nintendo Switch」などの「家庭用ゲーム機(コンシューマーゲーム機)」の方が一般的かもしれません。ネットワークへ接続して、オンライン対戦を行うことも可能です。

ゲームソフトは、各ハードごとに開発する必要がありますので、特定のハードでしかプレイできないタイトルもありますが、多くのソフトが複数のハード向けに制作されますから、いずれかのハードを押さえておけば、遊ぶのに困ることはないでしょう。

ということは、ゲームをプレイするのに無理にゲーミングPCである必要はないのでしょうか? その答えを知るために、ゲーミングPCと「PlayStation4 Pro(PS4 Pro)」と「Xbox One X(XB1X)」を比較してみようと思います。

おそらく多くの人が最も気になっているポイントは、「性能」と「価格」のバランス、いわゆる「コストパフォーマンス(CP)」についてだと思いますが、「グラフィック性能」では、XB1XがPS4 Proの「1.5倍」ほど高性能で、「10%」ほど高額なようです。

それに対して、同等のグラフィック性能を持つゲーミングPCの価格は、ゲーム機の「2~3倍」はしますので、CPでは

XB1X > PS4 Pro >>> ゲーミングPC

ということになります。

しかし、ゲーミングPCの強みは、CPにはありません。ゲーミングPCの最大の魅力は、「スペックを上げることで、より高品質なグラフィックでゲームを楽しむことができる」点にあるのです。

家庭用ゲーム機は、いくつかのバリエーションはあるものの、基本的なスペックはあまり変わりません。ゲームに特化した設計でスペックを統一することで、パーツの能力を最大限引き出したり、コストを削減したり、想定するハードを絞れるため開発がしやすくなったりと、多くのメリットがユーザーや開発者にもたらされるからです。

その反面、「ハードの設計の限界」がグラフィック品質の限界でもありますので、グラフィックにこだわることは事実上不可能ということになります。

逆に、ゲーミングPCは同じスペックということがまずありませんから、スペックに応じて異なるグラフィックを用意するなど、開発には手間やコストが掛かってしまいますが、「高解像度」や「高フレームレート」、あるいは「画像データの差し替え」など「グラフィックで遊ぶ」ことも可能なのです。


さらに、もう1つ重要なポイントがあります。それは、「家庭用ゲーム機はゲーム機で、ゲーミングPCはPCである」という点です。

家庭用ゲーム機もPCのように使えないことはありませんが、操作性などを含め、PCとして使うには色々な部分が不親切で力不足といわざるを得ません。

しかし、ゲーミングPCは紛れもないPCです。しかも、通常のPCよりも高い性能を備えていますから、「画像、映像、音楽の作成や編集」などを含め、様々なことができてしまうのです。


よって、「ハードの導入コストを安く済ませたい人」や「高いグラフィック品質が必要ない人」には「家庭用ゲーム機」が良いと思います。

そして、「コストは掛かってもグラフィックにこだわりたい人」や「単にゲームをプレイする以上のことをしてみたい人」には「ゲーミングPC」をおすすめしたいと思います。