【価格徹底比較】RX 6900 XT搭載おすすめBTOゲーミングPC

最終更新日 : 2022/09/27

rx6900xt-pc

AMDの最新GPU Radeon RX 6000シリーズ(コードネーム: Big Navi)は、待ちに待ったAMD Radeonのゲーム向けハイスペックシリーズです。

そんなRadeon RX 6000シリーズについにハイエンドGPUとなるRadeon RX 6900 XTが登場しました。その性能もライバルNVIDIA GeForceのハイエンドGPUに迫るなど、期待以上の仕上がりとなっています。

ここでは、Radeon RX 6900 XTを搭載したBTOゲーミングPCの価格をスペックごとに徹底比較して、おすすめPCをご紹介したいと思います。

BTOゲーミングPCの価格比較を簡単に行いたいならこちらへどうぞ。パーツや規格を選ぶと、それらで構成されたBTOゲーミングPCのスペックと価格が分かりやすく一覧表示されます。PC選びの一助となると思いますので、是非ご利用下さい。

Radeon RX 6900 XTの性能

早速Radeon RX 6900 XTGPU性能に関するデータをご覧頂きたいと思います。

22 Games average fps
4K 87.6 (86.1 %)
1440p 141.3 (91.0 %)
FHD 173.2 (92.4 %)
Apex Legends average fps
4K 169 (96.3 %)
FHD 299.3 (99.9 %)
Fortnite average fps
4K 75.4 (92.5 %)
FHD 179.1 (98.6 %)

上から順に22のゲームの平均Apex LegendsFortnite平均フレームレートのデータとなります。左側は縦の解像度です(4Kは2160pFHDは1080p)。また、カッコ内の数字は共に計測されたGPUの内の最高スコアに対する自身のスコアを百分率で表したものです。

ただし、Apex Legends300fpsで制限がかけられているため、FHD解像度ではいくつかの上位クラスGPUは頭打ちになっています。ご注意下さい。

詳細はGPU比較&ランキングを参照して下さい。有名なベンチマークテストやフレームレートの計測値から、総合的なGPU性能を割り出しています。


フレームレートはリフレッシュレートを目標にすることが基本です。画面に反映できるのはリフレッシュレートが限界ですから、フレームレートがこれを大きく上回ってもあまり意味がないからです。リフレッシュレートが60Hzのディスプレイであれば、リフレッシュレートと一致する60fps(秒間60フレーム)を中心に考えましょう。

ただ、Apex LegendsFortniteのようなFPSゲーム(一人称シューティングゲーム)はフレームレートによる有利不利の差が非常に大きいですから、FHD: 120fps辺りを狙いたいところです。

最低60fps平均60fpsではGPUに求める性能もそれなりに変わってきます。負荷が大きい局面でもfpsを安定させるためには、1ランク上のGPUにしておくことが望ましいです。

フレームレートが低くても、必ずしも快適性が損なわれる訳ではありません。30fpsでも、通常プレイに支障はないと思います。ただし、最低フレームレートが低くなると、カクツキが目立つようになって、プレイしづらくはなりますので、ある程度の余裕は欲しいところです。

また、カクツキまでいかなくても、fpsの落ち幅が大きくなると違和感として表れやすいですから、リフレッシュレートに近い数字で安定していることは、快適さにおいて重要なポイントになります。覚えて帰って下さい。

Radeon RX 6900 XTに見合った構成

当サイトではGPUをクラス分けして、それぞれのクラスごとにバランスの取れた構成を鉄板構成としておすすめしています(2022/08にアップデートしました)。

ハイエンド級の鉄板構成は、以下の通りです。

鉄板構成
ターゲット
フレームレート
4K: 80 fps~
FHD: 160 fps~
GPUGeForce RTX 3090 Ti
GeForce RTX 3090
GeForce RTX 3080 Ti
GeForce RTX 3080
Radeon RX 6950 XT
Radeon RX 6900 XT
Radeon RX 6800 XT
CPUCore i9-12900KS / K / KF
Core i7-12700K / KF
Ryzen 9 5950X
Ryzen 9 5900X
Ryzen 7 5800X3D
Ryzen 7 5800X
メモリ32GB
ストレージ
(SSD)
高速1TB
  • 詳細はゲーミングPCの「鉄板構成」でお話ししていますので、ご一読下さい。
  • 「ストレージ(SSD)容量」は「BTOパソコン」における一般的な搭載量やスペックに見合った容量を載せていますが、基本的には用途次第なので、正解というものはありません。


さて、ハイエンド級としては上記のような構成で良いかもしれませんが、Radeon RX 6900 XTの高い性能と価格を考えると、他のパーツが中途半端なスペックではその意義を失いかねませんので、さらに絞ってみたいと思います。

まず、CPUについてですが、ゲーミングPCの「鉄板構成」> CPUのデータを参考にすると、やはりCore i9-KCore i7-Kのどちらかにしておくことが無難かと思います。

また、内蔵グラフィック(iGPU)の有無も重要なポイントになるでしょう。グラフィックボードが故障した場合、替えがなければディスプレイに表示することさえできなくなりますが、iGPUがあればPCが使えなくなる事態を防げるのです。

IntelF付きCPUAMDGなしCPUはiGPUを持ちませんので、グラボの替えがない人にはIntelのFなしCPUおすすめします。

最後にストレージに関してです。高速なM.2 / NVMe(PCIe)接続のSSDが主流となって久しいですが、最新のPCIe 4.0規格のSSDは、理論上は圧倒的な速度となっていますが、体感差はあまりないというのが実際のところです。よって、現時点ではPCIe 4.0にこだわる必要はないとは思いますが、ダウングレードが行えないモデルもありますので、考慮には入れておいても良いかもしれません。


以上の点を踏まえて、次項でBTOゲーミングPCの比較を行ってみたいと思います。

Radeon RX 6900 XT搭載モデルの比較とおすすめPC

ここでは、BTOゲーミングPC価格チェッカーを使って、各ショップが販売しているBTOゲーミングPCの価格を徹底比較し、おすすめPCを導き出したいと思います。

構成は前項でお話しした通りです。これに合わせた場合の価格の一覧表を以下に示しますが、いくつか補足がありますのでご注意下さい。

  • モデル名をクリック、タップするとベーススペック販売ページへのリンクが表示されます。
  • カスタマイズによりスペックが変わったモデルは別のモデルとして扱っていますので、同じモデルが表中に複数存在する場合があります。また、スペックに変更のあったパーツや価格は太字で表示しています。
  • カスタマイズがあった場合、各パーツの下部にはその費用が表示されますが、価格だけは条件を満たしている最安モデルとの価格差が表示されますので、ご注意下さい。
  • パーツの横に(*)が付いているものがありますが、これはアップグレードに伴って別のパーツのカスタマイズ(主にCPUクーラー電源など)が必要になることを表しています。なお、価格にはこの条件を満たす最安のアップグレード費用を含めています。
  • モデル名はブランド名に相当する部分が短縮されています。GT = G-TuneGG = G-GEARLV = LEVELです。また、FRで始まるモデルFrontierのモデルです。
  • 表中ではRyzen CPURyzenRに短縮されています。
  • ストレージPCIeとは高速タイプのSSDを表しています。また、PCIe 4はさらに高速な最新の規格です。
モデル名価格GPU (VRAM)CPUCSメモリストレージOS
容量枚数規格メインサブ
▶ LV R769-
LC127K-DZX
320,800RX6900XTi7-12700KIntel Z69032GB
(+16,000)
2DDR4-32001TB (PCIe)-Win 11 Home
▶ LV R769-
LC129K-DZX
¥344,800
(+24,000)
RX6900XTi9-12900KIntel Z69032GB2DDR4-32001TB (PCIe)-Win 11 Home

iGPU(内蔵グラフィック)のないIntelのF付きCPUとAMDのGなしCPU、またPCIe 4.0の高速SSDは除外していますので、ご了承下さい。これらを含め、様々な条件で比較を行いたいようでしたら、是非BTOゲーミングPC価格チェッカーを試して頂ければと思います。


では、本題です・・・といいたいといころですが、実は現在鉄板構成が可能なRadeon RX 6900 XT搭載モデルは全て在庫切れです。

鉄板構成を満たさないモデルならば1モデルあるようですので、先ほどご紹介したBTOゲーミングPC価格チェッカーで確認して頂ければと思いますが、ここでは条件を満たすモデルが存在した最後のデータ(2022/09/25)で比較を行ってみたいと思います。参考にして下さい。


2モデルという寂しいラインアップですが、細かいことを抜きにすると、これらの違いはCPUだけです。安いモデルがCore i7-12700Kを、高いモデルがCore i9-12900Kを採用しています。

両モデルの価格差は24,000円ほどですが、これはCPU単体での価格差とほぼ同じですので、コスパは同等と考えても良さそうです。


Core i9-12900KSを採用するモデルはありませんが、解説だけしておきます。Core i9-12900KSは現在のゲーム向け最高性能CPUですが、CPU単体での価格がCore i9-12900Kよりも25,000円ほど高額でありながら性能は数%上回る程度ですので、コスパという意味ではあまりおすすめできないというのが率直な評価です。

性能をとことんまで追求するのがハイエンドの醍醐味ですので、半端な妥協は禁物ですが、Core i9-12900KSともなると好みの問題ということになりますので、後々後悔することのないよう、じっくりと考えて頂きたいと思います。


以上により、ここでのおすすめPCにはコスパの良いLEVEL-R769-LC127K-DZXを挙げたいところですが、ハイエンド級コスパを追求し過ぎてもあまり良いことはありません。よって、LEVEL-R769-LC129K-DZXの方を優先的におすすめしたいと思います!