Ada Lovelace(エイダラブレス)アーキテクチャの初陣を飾るGPUがNVIDIA GeForce RTX 40シリーズのGeForce RTX 4090です。
そのパワーは特に高解像度ゲームにおいて凄まじく、前世代ハイエンドのGeForce RTX 3090 Tiを何と40~50%も上回ってきました。これにより、ハイエンドGPUの王の座はGeForce RTX 4090に移ったといっても過言ではありません。
ここでは、そんなGeForce RTX 4090を搭載したBTOゲーミングPCの価格を徹底比較して、おすすめPCをご紹介したいと思います。
BTOゲーミングPCの価格比較を簡単に行いたいならこちらへどうぞ。パーツや規格を選ぶと、それらで構成されたBTOゲーミングPCのスペックと価格が分かりやすく一覧表示されます。PC選びの一助となると思いますので、是非ご利用下さい。
ここからはGeForce RTX 4090のGPU性能に関するデータをご覧頂きたいと思いますが、詳細はGPU(グラボ)比較&ランキングでお話ししていますので、ご一読頂ければ幸いです。
いくつかのベンチマークテストの平均スコア率のデータです。スコア率とは当サイト独自の指標で、テストの最上位スコアを100%とした場合の自身のスコアを百分率で表したもののことです。平均スコア率は、複数のテストにおけるスコア率の平均ですので、総合的な能力を表すことになります。
緑色がNVIDIA GeForceの、赤色がAMD RadeonのGPUです。ただし、対象となるGPUは現在BTOで採用されているものに限定しています。
それから、GPU名のリンクから、そのGPUを搭載したBTO PCをご紹介したページへ飛ぶことができますので、ご活用頂ければと思います。
GPU | 平均スコア率 |
---|---|
RTX 4090 | 100.0 % |
RTX 4080 | 84.0 % |
RX 7900 XTX | 80.8 % |
RX 7900 XT | 72.5 % |
RTX 4070 Ti | 70.7 % |
RTX 3080 | 56.8 % |
RTX 3070 Ti | 50.9 % |
RTX 3070 | 47.4 % |
RX 6700 XT | 42.9 % |
RTX 3060 Ti | 42.3 % |
RX 6600 XT | 34.3 % |
RTX 3060 | 34.0 % |
RTX 3050 | 24.8% |
GTX 1660 SUPER | 24.6 % |
GTX 1660 Ti | 23.9 % |
RX 6500 XT | 18.9 % |
RX 6400 | 14.3 % |
ご覧の通り、GeForce RTX 4090の性能は圧巻の一言です。現行ハイエンドの名にふさわしい圧倒的な突き抜けっぷりです。
ただし、価格の方もハイエンドですので、コスパは悪いといわざるを得ません。
とはいえ、ハイエンドとはコスパを無視してとにかく性能を追求することに意味があるクラスです。他のパーツを含め、妥協をして性能を落とすようなことがあれば、その意義が失われてしまうといっても過言ではありません。
数年もしない内にトップの座を奪われることが分かった上で最高を手にするからこそ所有欲が満たされる、GeForce RTX 4090はそういった人向けのGPUです。
GeForce RTX 4090を用いて測定されたゲームのフレームレート(fps: 秒あたりのフレーム数)のデータです。4K(2160p)、WQHD(1440p)、FHD(1080p)の3つの解像度で測定されています。また、どのテストもCPUにはCore i9-13900Kが採用されています。
快適なフレームレートの一般的な目安は60fpsですが、フレームレートは高ければ高いほど視認性が上がりますので、ゲームを有利にすることができます。特にFPSゲームやレースゲームのような動きの激しいゲームほど高フレームレートの恩恵を受けやすくなりますので、勝負にこだわる人は120fpsくらいはキープしたいところです。
それから一つ注意点ですが、エルデンリングはフレームレートが60fpsに制限されています。これを解除するにはMODを導入するなど特別な作業が必要になりますが、ここではその方法については扱いません。あくまでもGPU性能を計るためのデータということでご理解下さい。
4K | WQHD | FHD | |
---|---|---|---|
25 Games Avg | 158.7 | 242.4 | 279.1 |
エルデンリング | 112.1 | 164.8 | 178.5 |
FF14 | 200.0 | 286.3 | 310.0 |
25 Games Avgとは、25のゲームの平均フレームレートの平均値です。
4Kでも最低120fps近い数字を叩き出しています。高いグラフィック品質とハイフレームレートが両立する極上のゲーム体験を得られることでしょう。これこそがハイエンドの特権です。
PCはGPUだけで成り立っている訳ではありませんから、高い性能を発揮するにはその他のパーツもおろそかにはできません。
その中でも最も影響力が大きいパーツはCPUです。グラフィックボード(GPU)ほどではありませんが、場合によってはゲームのフレームレートを体感できるほど変えてしまいます。
それどころか、CPUの主な役割はシステムやその他のソフトウェアを処理することですから、その性能はゲームのみならずPC全体の挙動にも影響を及ぼします。
CPUがゲームのフレームレートにどれくらい影響するかのデータを以下に示します。
CPU | 4K | WQHD | FHD |
---|---|---|---|
第13世代Core (2022/10) | |||
Core i9-13900K | 100.0 | 100.0 | 100.0 |
Core i7-13700K | 99.7 | 99.4 | 98.9 |
Core i5-13600K | 99.5 | 98.8 | 97.5 |
第6世代Ryzen (2022/09) | |||
Ryzen 9 7950X | 98.9 | 94.8 | 92.1 |
Ryzen 9 7900X | 98.5 | 94.5 | 91.5 |
Ryzen 7 7700X | 98.7 | 95.2 | 92.1 |
Ryzen 7 7700 | 98.6 | 95.0 | 91.3 |
Ryzen 5 7600X | 98.6 | 94.1 | 89.9 |
Ryzen 5 7600 | 98.2 | 93.2 | 88.3 |
第12世代Core (2021/11) | |||
Core i9-12900K | 100.0 | 98.1 | 96.0 |
Core i7-12700K | 99.7 | 97.0 | 94.1 |
Core i5-12600K | 99.3 | 94.7 | 90.6 |
Core i5-12600 | 99.1 | 93.3 | 87.3 |
Core i5-12400F | 98.7 | 90.1 | 84.1 |
Core i3-12300 | 98.2 | 87.8 | 79.9 |
Core i3-12100 | 97.9 | 87.1 | 78.5 |
第4世代Ryzen (2020/11) | |||
Ryzen 9 5950X | 98.2 | 91.0 | 85.1 |
Ryzen 9 5900X | 98.0 | 90.6 | 84.4 |
Ryzen 7 5800X3D | 99.0 | 94.2 | 88.6 |
Ryzen 7 5800X | 97.7 | 89.6 | 83.0 |
Ryzen 7 5700X | 97.4 | 88.3 | 81.3 |
Ryzen 5 5600X | 97.0 | 86.1 | 79.2 |
Ryzen 5 5600 | 96.5 | 85.1 | 78.0 |
上の表はCore i9-13900Kの性能を100とした場合の各CPUの相対的な性能を数値化(%)したものです。12個のゲームで計測した平均フレームレートの平均値から算出したもので、4K(2160p)、WQHD(1440p)、FHD(1080p)の3種類の解像度で測定されています。また、GPUにはGeForce RTX 3080を使用しています。
上記のテストを含めたCPUの性能については、CPU比較&ランキングやおすすめゲーミングCPUでお話ししていますので、是非ご覧下さい。
一般的に高解像度よりも低解像度の方がCPUの影響力は大きくなりますが、上記のデータもまさにそういった傾向を見せています。4Kにおいては最高と最低の差は3.5ポイント程度ですが、FHDにおいては何と22ポイントも差が付いています。20%も性能が落ちれば、GPUのクラスのランクが1つ2つ落ちてもおかしくはありませんが、これでは良いGPUの意味がなくなってしまいます。
しかも、このデータはGeForce RTX 3080を使用して測定されたものですが、GeForce RTX 4090はそれよりもずっと高い性能を持ちますので、CPUに求められる性能もより高くなります。つまり、GeForce RTX 4090を使用して測定すると、多くのCPUが上記のデータよりもスコアを落とすということです。
よって、GeForce RTX 4090に合わせるCPUは、ボトルネックを避けるため、可能な限り高性能にしておく必要があります。今なら現行ハイエンドのCore i9-13900KS / K / KFを強くおすすめします。
ここでは、BTOゲーミングPC価格チェッカーを使って、各ショップが販売しているBTOゲーミングPCの価格を徹底比較し、おすすめPCを導き出したいと思います。
モデル名 | 価格 | GPU | CPU | CS | メモリ | ストレージ | OS | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
容量 | 枚数 | 規格 | メイン | サブ | ||||||
▶ LV R779- LC137KF-XLX | ¥514,600 | RTX4090 | i7-13700KF | Intel Z790 | 32GB (+24,800) | 2 | DDR5-4800 | 1TB (PCIe) | - | Win 11 Home |
▶ LV R779- LC137KF-XLX | ¥521,700 (+7,100) | RTX4090 | i7-13700KF | Intel Z790 | 32GB (+24,800) | 2 | DDR5-4800 | 1TB (PCIe 4) (+7,100) | - | Win 11 Home |
▶ LV R7X7- LCR77X-XLX | ¥534,600 (+20,000) | RTX4090 | R7 7700X | AMD X670 | 32GB (+24,800) | 2 | DDR5-4800 | 1TB (PCIe) | - | Win 11 Home |
▶ LV R7X7- LCR79X-XLX | ¥539,800 (+25,200) | RTX4090 | R9 7900X | AMD X670 | 32GB | 2 | DDR5-4800 | 1TB (PCIe) | - | Win 11 Home |
▶ LV R7X7- LCR77X-XLX | ¥541,700 (+27,100) | RTX4090 | R7 7700X | AMD X670 | 32GB (+24,800) | 2 | DDR5-4800 | 1TB (PCIe 4) (+7,100) | - | Win 11 Home |
▶ GG neo GX9J-R223ZB | ¥546,800 (+32,200) | RTX4090 | i7-13700KF (-33,000) | Intel Z690 | 32GB | 2 | DDR4-3200 | 1TB (PCIe) | - | Win 11 Home |
▶ LV R7X7- LCR79X-XLX | ¥546,900 (+32,300) | RTX4090 | R9 7900X | AMD X670 | 32GB | 2 | DDR5-4800 | 1TB (PCIe 4) (+7,100) | - | Win 11 Home |
▶ GG neo GX9J-R223ZB | ¥552,299 (+37,699) | RTX4090 | i7-13700K (-27,501) | Intel Z690 | 32GB | 2 | DDR4-3200 | 1TB (PCIe) | - | Win 11 Home |
▶ GG neo GX9J-R223ZB | ¥554,500 (+39,900) | RTX4090 | i7-13700KF (-33,000) | Intel Z690 | 32GB | 2 | DDR4-3200 | 1TB (PCIe 4) (+7,700) | - | Win 11 Home |
▶ LV R779- LC139KF-XLX | ¥554,800 (+40,200) | RTX4090 | i9-13900KF | Intel Z790 | 32GB | 2 | DDR5-4800 | 1TB (PCIe 4) | - | Win 11 Home |
▶ GG neo GX9J-R223ZB | ¥559,999 (+45,399) | RTX4090 | i7-13700K (-27,501) | Intel Z690 | 32GB | 2 | DDR4-3200 | 1TB (PCIe 4) (+7,700) | - | Win 11 Home |
▶ GG neo GX9J-S224ZB | ¥565,800 (+51,200) | RTX4090 (+99,000) | i7-13700KF (-33,000) | Intel Z790 | 32GB | 2 | DDR5-4800 | 1TB (PCIe) | - | Win 11 Home |
▶ GG neo GX9J-S224ZB | ¥571,299 (+56,699) | RTX4090 (+99,000) | i7-13700K (-27,501) | Intel Z790 | 32GB | 2 | DDR5-4800 | 1TB (PCIe) | - | Win 11 Home |
▶ GG neo GX9J-S224ZB | ¥573,500 (+58,900) | RTX4090 (+99,000) | i7-13700KF (-33,000) | Intel Z790 | 32GB | 2 | DDR5-4800 | 1TB (PCIe 4) (+7,700) | - | Win 11 Home |
▶ GG neo GX9J-S224ZB | ¥578,999 (+64,399) | RTX4090 (+99,000) | i7-13700K (-27,501) | Intel Z790 | 32GB | 2 | DDR5-4800 | 1TB (PCIe 4) (+7,700) | - | Win 11 Home |
▶ GG neo GX9J-R223ZB | ¥579,800 (+65,200) | RTX4090 | i9-13900KF | Intel Z690 | 32GB | 2 | DDR4-3200 | 1TB (PCIe) | - | Win 11 Home |
▶ LV R7X7- LCR79W-XLX | ¥579,800 (+65,200) | RTX4090 | R9 7950X | AMD X670 | 32GB | 2 | DDR5-4800 | 1TB (PCIe 4) | - | Win 11 Home |
▶ GG neo GX9J-R223ZB | ¥585,300 (+70,700) | RTX4090 | i9-13900K (+5,500) | Intel Z690 | 32GB | 2 | DDR4-3200 | 1TB (PCIe) | - | Win 11 Home |
▶ GG neo GX9J-R223ZB | ¥587,500 (+72,900) | RTX4090 | i9-13900KF | Intel Z690 | 32GB | 2 | DDR4-3200 | 1TB (PCIe 4) (+7,700) | - | Win 11 Home |
▶ GG neo GX9J-R223ZB | ¥593,000 (+78,400) | RTX4090 | i9-13900K (+5,500) | Intel Z690 | 32GB | 2 | DDR4-3200 | 1TB (PCIe 4) (+7,700) | - | Win 11 Home |
▶ GG neo GX9J-S224ZB | ¥598,800 (+84,200) | RTX4090 (+99,000) | i9-13900KF | Intel Z790 | 32GB | 2 | DDR5-4800 | 1TB (PCIe) | - | Win 11 Home |
▶ GG neo GX9J-S224ZB | ¥604,300 (+89,700) | RTX4090 (+99,000) | i9-13900K (+5,500) | Intel Z790 | 32GB | 2 | DDR5-4800 | 1TB (PCIe) | - | Win 11 Home |
▶ GG neo GX9J-S224ZB | ¥606,500 (+91,900) | RTX4090 (+99,000) | i9-13900KF | Intel Z790 | 32GB | 2 | DDR5-4800 | 1TB (PCIe 4) (+7,700) | - | Win 11 Home |
▶ GG neo GX9J-S224ZB | ¥612,000 (+97,400) | RTX4090 (+99,000) | i9-13900K (+5,500) | Intel Z790 | 32GB | 2 | DDR5-4800 | 1TB (PCIe 4) (+7,700) | - | Win 11 Home |
▶ GG neo GX9A-P224XB | ¥621,599 (+106,999) | RTX4090 (+69,300) | R9 7900X (-27,501) | AMD X670 | 32GB | 2 | DDR5-4800 | 1TB (PCIe) | - | Win 11 Home |
▶ GG neo GX9A-P224XB | ¥629,299 (+114,699) | RTX4090 (+69,300) | R9 7900X (-27,501) | AMD X670 | 32GB | 2 | DDR5-4800 | 1TB (PCIe 4) (+7,700) | - | Win 11 Home |
▶ GG neo GX9J-T231ZB | ¥639,000 (+124,400) | RTX4090 | i9-13900KS | Intel Z790 | 32GB | 2 | DDR5-4800 | 1TB (PCIe) | - | Win 11 Home |
▶ GG neo GX9J-T231ZB | ¥646,700 (+132,100) | RTX4090 | i9-13900KS | Intel Z790 | 32GB | 2 | DDR5-4800 | 1TB (PCIe 4) (+7,700) | - | Win 11 Home |
▶ GG neo GX9A-P224XB | ¥649,100 (+134,500) | RTX4090 (+69,300) | R9 7950X | AMD X670 | 32GB | 2 | DDR5-4800 | 1TB (PCIe) | - | Win 11 Home |
▶ GG neo GX9A-P224XB | ¥656,800 (+142,200) | RTX4090 (+69,300) | R9 7950X | AMD X670 | 32GB | 2 | DDR5-4800 | 1TB (PCIe 4) (+7,700) | - | Win 11 Home |
モデル名をクリックすると、詳細なスペック表と販売ページへのリンクが表示されます。
また、他の様々な条件で比較を行いたいようでしたら、是非BTOゲーミングPC価格チェッカーを試して頂ければと思います。
では、本題です。
まずGPUの次に重要なパーツとなるCPUについてですが、性能を発揮するためにはCPUも重要でお話しした通り、素直にCore i9-13900KS / K / KFを合わせることをおすすめします。
どうしても価格を削りたい場合でもCore i7-13700K / KFまでにしておいた方が良いでしょう。Core i5-13600K / KFでも良さそうに思えるかもしれませんが、このCPUはPコア(高性能コア)数が6とCore i9やCore i7よりも2つ少ないため、場合によっては結構な性能の落ち込みを示すことがありますので、避けた方が無難です。
また、AMD Ryzenに新たにRyzen 7000X3Dシリーズが加わりました。末尾に3Dが付くモデルは大容量のキャッシュメモリを搭載していますが、これがゲーミング用途では抜群の効果を発揮します。
現在のRyzen 7000X3DシリーズのラインアップはRyzen 9 7950X3DとRyzen 9 7900X3Dの2モデルのみですが、各種テストではCore i9-13900K / KFに匹敵するパワーを持ちながら、消費電力(= 発熱)は圧倒的にRyzen 7000X3Dシリーズの方が低いですから、現在のゲーミングCPUの鉄板は完全にこちらに移ったといっても過言ではないでしょう。
ただし、まだ登場して日が浅いこともあってか価格が高いですから、コスパではCore i9-13900K / KF、Core i7-13700K / KFに分があるというのが現在の状況です。
それから、IntelのF付きCPUとAMDの5000番台までのCPUには、内蔵グラフィックス(iGPU)がない点にも注意が必要です。グラフィックボードが故障した場合、替えのグラボがなければディスプレイに表示することさえできなくなってしまうからです。よって、予備のグラボがないようであれば、iGPUを備えたCPUにしておくことをおすすめします。
メモリに関しては、これまで同様32GBで充分でしょう。
最後にストレージに関してです。高速なM.2 / NVMe(PCIe)接続のSSDが主流となって久しいですが、最新のPCIe 5.0やPCIe 4.0規格のSSDは、理論上は圧倒的な速度となっていますが、体感差はあまりないというのが実際のところです。よって、現時点ではこれらにこだわる必要はないとは思いますが、ダウングレードが行えないモデルもありますので、考慮には入れておいても良いかもしれません。
さて、以上を踏まえた上でモデルを見ていきたいと思います。
セオリーとしては、やはりCore i9-13900K / KFを搭載したモデルということになります。その最安はCore i9-13900 KFを採用するLEVEL-R779-LC139KF-XLX(¥554,800: 3/31までの15,000円の割引適用済み)ですが、全体における最安モデルのLEVEL-R779-LC137KF-XLX(¥514,600)よりも40,000円ほど高くなります。
Core i9-13900K / KFを選択できるモデルで2番目に安いのがG-GEAR neo GX9J-R223ZB(¥579,800)ですが、こちらはiGPUを持つCore i9-13900Kを選べる点がメリットになります。グラフィックボードの替えがない人にはこちらの方が良いでしょう。
ただし、LEVEL-R779-LC139KF-XLXよりも30,000円ほど高くなってしまう上、LEVEL-R779-LC139KF-XLXはSSDの規格がより高速なPCIe 4.0接続という強みがあります。G-GEAR neo GX9J-R223ZBもアップグレード可能ですが、8,000円ほどかかりコスパ面で分が悪いため、こちらは次点という評価にしてきます。
求めるスペックにより、選び分けて頂ければと思います!
どうしてもコスパを追求するのであれば、Core i7-13700K / KF搭載で最安のLEVEL-R779-LC137KF-XLX(¥514,600)が候補となるでしょう。ゲーミング性能ではCore i9-13900K / KFに最も近く、全てという訳ではありませんが平均的に見るとほとんど差がありませんので、それほど悪くはない選択です。