【価格徹底比較】RX 6600 XT搭載おすすめBTOゲーミングPC

最終更新日 : 2022/09/29

rx6600xt-pc

Radeon RX 6000シリーズ(コードネーム: Big Navi)はAMDの最新GPUで、旧シリーズとは異なりゲーム向けにシフトしていますので、ゲーミング性能は飛躍的に向上しました。

そんなRadeon RX 6000シリーズの第5弾となるGPUがRadeon RX 6600 XTです。

ここでは、Radeon RX 6600 XTを搭載したBTOゲーミングPCの価格をスペックごとに徹底比較して、おすすめPCをご紹介したいと思います。

BTOゲーミングPCの価格比較を簡単に行いたいならこちらへどうぞ。パーツや規格を選ぶと、それらで構成されたBTOゲーミングPCのスペックと価格が分かりやすく一覧表示されます。PC選びの一助となると思いますので、是非ご利用下さい。

Radeon RX 6600 XTの性能

早速Radeon RX 6600 XTGPU性能に関するデータをご覧頂きたいと思います。

22 Games average fps
4K 41.2 (40.5 %)
1440p 77.7  (50.1 %)
FHD 107.4  (57.3 %)
Apex Legends average fps
4K 73.4 (41.8%)
FHD 208.9 (69.8 %)
Fortnite average fps
4K 35.3 (43.3 %)
FHD 111.5 (61.4 %)

上から順に22のゲームの平均Apex LegendsFortnite平均フレームレートのデータとなります。左側は縦の解像度です(4Kは2160pFHDは1080p)。また、カッコ内の数字は共に計測されたGPUの内の最高スコアに対する自身のスコアを百分率で表したものです。

ただし、Apex Legends300fpsで制限がかけられているため、FHD解像度ではいくつかの上位クラスGPUは頭打ちになっています。ご注意下さい。

詳細はGPU比較&ランキングを参照して下さい。有名なベンチマークテストやフレームレートの計測値から、総合的なGPU性能を割り出しています。


フレームレートはリフレッシュレートを目標にすることが基本です。画面に反映できるのはリフレッシュレートが限界ですから、フレームレートがこれを大きく上回ってもあまり意味がないからです。リフレッシュレートが60Hzのディスプレイであれば、リフレッシュレートと一致する60fps(秒間60フレーム)を中心に考えましょう。

ただ、Apex LegendsFortniteのようなFPSゲーム(一人称シューティングゲーム)はフレームレートによる有利不利の差が非常に大きいですから、FHD: 120fps辺りを狙いたいところです。

最低60fps平均60fpsではGPUに求める性能もそれなりに変わってきます。負荷が大きい局面でもfpsを安定させるためには、1ランク上のGPUにしておくことが望ましいです。

フレームレートが低くても、必ずしも快適性が損なわれる訳ではありません。30fpsでも、通常プレイに支障はないと思います。ただし、最低フレームレートが低くなると、カクツキが目立つようになって、プレイしづらくはなりますので、ある程度の余裕は欲しいところです。

また、カクツキまでいかなくても、fpsの落ち幅が大きくなると違和感として表れやすいですから、リフレッシュレートに近い数字で安定していることは、快適さにおいて重要なポイントになります。覚えて帰って下さい。

Radeon RX 6600 XTに見合った構成

当サイトではGPUをクラス分けして、それぞれのクラスごとにバランスの取れた構成を鉄板構成としておすすめしています。

ミドルスペック級の鉄板構成は、以下の通りです。

鉄板構成
ターゲット
フレームレート
4K: ~60 fps
FHD: ~120 fps
GPUGeForce RTX 3060
GeForce RTX 3050
Radeon RX 6650 XT
Radeon RX 6600 XT
Radeon RX 6600
Radeon RX 6500 XT
GeForce GTX 1660 Ti
GeForce GTX 1660 SUPER
CPU基本的に不問
メモリ16GB
ストレージ
(SSD)
高速500GB
  • 詳細はゲーミングPCの「鉄板構成」でお話ししていますので、ご一読下さい。
  • 「ストレージ(SSD)容量」は「BTOパソコン」における一般的な搭載量やスペックに見合った容量を載せていますが、基本的には用途次第なので、正解というものはありません。


さて、ミドルスペック級としては上記のような構成で良いかもしれませんが、少し補足したいと思います。

まず、CPUについてですが、基本的に不問とある通り、コア数の少ないPentiumやCeleronを除けば、何でもよいというのがこのクラスにおけるセオリーです。ただし、GeForce RTX 3060Radeon RX 6600 XTなどのようにハイクラスに近いGPUは、もう少しCPUにもこだわった方が良いでしょう。

その場合、ゲーミングPCの「鉄板構成」> CPUのデータを参考にすると、Core i7以上にしておくことが無難です。できればオーバークロック対応のK付きCPU + Z系チップセットが望ましいですが、KなしCPU + 非Z系チップセットでもそれほどゲーミング性能がダウンする訳ではなさそうです。また、どうしてもコストを削りたい場合やAMDを選びたい場合などは、多少のボトルネックを覚悟の上であればCore i5-KRyzen CPUという選択肢もありです。

また、内蔵グラフィック(iGPU)の有無も重要なポイントになるでしょう。グラフィックボードが故障した場合、替えがなければディスプレイに表示することさえできなくなりますが、iGPUがあればPCが使えなくなる事態を防げるのです。

IntelF付きCPUAMDGなしCPUはiGPUを持ちませんので、グラボの替えがない人にはIntelのFなしCPUおすすめします。

最後にストレージに関してです。高速なM.2 / NVMe(PCIe)接続のSSDが主流となって久しいですが、最新のPCIe 4.0規格のSSDは、理論上は圧倒的な速度となっていますが、体感差はあまりないというのが実際のところです。よって、現時点ではPCIe 4.0にこだわる必要はないとは思いますが、ダウングレードが行えないモデルもありますので、考慮には入れておいても良いかもしれません。


以上の点を踏まえて、次項でBTOゲーミングPCの比較を行ってみたいと思います。

Radeon RX 6600 XT搭載モデルの比較とおすすめPC

ここでは、BTOゲーミングPC価格チェッカーを使って、各ショップが販売しているBTOゲーミングPCの価格を徹底比較し、おすすめPCを導き出したいと思います。

構成は前項でお話しした通りです。これに合わせた場合の価格の一覧表を以下に示しますが、いくつか補足がありますのでご注意下さい。

  • モデル名をクリック、タップするとベーススペック販売ページへのリンクが表示されます。
  • カスタマイズによりスペックが変わったモデルは別のモデルとして扱っていますので、同じモデルが表中に複数存在する場合があります。また、スペックに変更のあったパーツや価格は太字で表示しています。
  • カスタマイズがあった場合、各パーツの下部にはその費用が表示されますが、価格だけは条件を満たしている最安モデルとの価格差が表示されますので、ご注意下さい。
  • パーツの横に(*)が付いているものがありますが、これはアップグレードに伴って別のパーツのカスタマイズ(主にCPUクーラー電源など)が必要になることを表しています。なお、価格にはこの条件を満たす最安のアップグレード費用を含めています。
  • モデル名はブランド名に相当する部分が短縮されています。GT = G-TuneGG = G-GEARLV = LEVELです。また、FRで始まるモデルFrontierのモデルです。
  • 表中ではRyzen CPURyzenRに短縮されています。
  • ストレージPCIeとは高速タイプのSSDを表しています。また、PCIe 4はさらに高速な最新の規格です。

Core i7-K以上の場合

まず、CPU性能重視の構成で考えてみます。すると、Core i9-12900KS / KCore i7-12700Kということになりますので、これらに限定した場合の表を以下に示します。


モデル名価格GPU (VRAM)CPUCSメモリストレージOS
容量枚数規格メインサブ
▶ GG
GA7J-H214ZB
221,549RX6600XT
(-5,500)
i7-12700K
(+5,500)
Intel Z69016GB2DDR4-3200500GB (PCIe)
(-8,250)
-Win 11 Home
▶ GG
GA9J-J214ZB2
263,750
(+42,201)
RX6600XT
(-38,500)
i9-12900K
(+2,200)
Intel Z69016GB
(-5,500)
2DDR4-3200500GB (PCIe)
(-19,250)
-Win 11 Home

iGPU(内蔵グラフィック)のないIntelのF付きCPUとAMDのGなしCPU、またPCIe 4.0の高速SSDは除外していますので、ご了承下さい。これらを含め、様々な条件で比較を行いたいようでしたら、是非BTOゲーミングPC価格チェッカーを試して頂ければと思います。


では、本題です。

該当するのはCore i7-12700K + Z690G-GEAR GA7J-H214ZBCore i9-12900K + Z690G-GEAR GA9J-J214ZB2のみですが、後者は前者よりも42,000円ほど高額です。両CPUの単体での価格差が25,000円ほどですので、G-GEAR GA9J-J214ZB2はかなり割高となっています。

それから、現在のゲーム向け最高性能CPUであるCore i9-12900KSはラインアップにはありませんが、Core i9-12900KよりもCPU単体での価格が20,000円ほど高額でありながら性能は数%上回る程度ですので、このクラスでは全くおすすめできないというのが率直なところです。


これならば、おすすめPCにはコスパの良いG-GEAR GA7J-H214ZBを挙げたいと思います!

鉄板構成の場合

次にCPUを限定しない構成についてです。ただし、数が多いですから、Core i7-K以上の場合でご紹介したモデルよりも高額なモデルは省略させて頂きます。


モデル名価格GPU (VRAM)CPUCSメモリストレージOS
容量枚数規格メインサブ
▶ GG
GA3A-A221B
148,800RX6600XT
(+33,000)
R5 5500
(+11,000)
AMD B55016GB2DDR4-3200500GB (PCIe)-Win 11 Home
▶ GG
GA3A-A221B
154,300
(+5,500)
RX6600XT
(+33,000)
R5 5600
(+16,500)
AMD B55016GB2DDR4-3200500GB (PCIe)-Win 11 Home
▶ GG
GA3A-A221B
165,300
(+16,500)
RX6600XT
(+33,000)
R5 5600X
(+27,500)
AMD B55016GB2DDR4-3200500GB (PCIe)-Win 11 Home
▶ GG
GA5A-W213XT
168,998
(+20,198)
RX6600XT
(-27,501)
R5 5600
(-3,301)
AMD X57016GB2DDR4-3200500GB (PCIe)-Win 10 Home
▶ GG
GA3A-A221B
170,800
(+22,000)
RX6600XT
(+33,000)
R7 5700X
(+33,000)
AMD B55016GB2DDR4-3200500GB (PCIe)-Win 11 Home
▶ GG
GA5A-W213XT
172,299
(+23,499)
RX6600XT
(-27,501)
R5 5600XAMD X57016GB2DDR4-3200500GB (PCIe)-Win 10 Home
▶ GG
GA5A-W213XT
177,799
(+28,999)
RX6600XT
(-27,501)
R7 5700X
(+5,500)
AMD X57016GB2DDR4-3200500GB (PCIe)-Win 10 Home
▶ GG
GA3A-A221B
187,300
(+38,500)
RX6600XT
(+33,000)
R7 5800X
(+49,500)
AMD B55016GB2DDR4-3200500GB (PCIe)-Win 11 Home
▶ GG
GA7J-H214ZB
199,549
(+50,749)
RX6600XT
(-5,500)
i5-12600K
(-16,500)
Intel Z69016GB2DDR4-3200500GB (PCIe)
(-8,250)
-Win 11 Home
▶ GG
GA5A-W213XT
203,099
(+54,299)
RX6600XT
(-27,501)
R7 5800X (*)
(+30,800)
AMD X57016GB2DDR4-3200500GB (PCIe)-Win 10 Home
▶ GG
GA7J-H214ZB
216,049
(+67,249)
RX6600XT
(-5,500)
i7-12700KFIntel Z69016GB2DDR4-3200500GB (PCIe)
(-8,250)
-Win 11 Home
▶ GG
GA7J-H214ZB
221,549
(+72,749)
RX6600XT
(-5,500)
i7-12700K
(+5,500)
Intel Z69016GB2DDR4-3200500GB (PCIe)
(-8,250)
-Win 11 Home

安さのトップ3は全てG-GEAR GA3A-A221BのCPU違いが占めていますが、モデルとしては2番目に安いG-GEAR GA5A-W213XTRyzen 5 5600同士で比べると、前者が15,000円ほど安くなるようです。目立つ違いといえばチップセットくらいですが、これだけで15,000円はかなり大きな開きですから、G-GEAR GA3A-A221Bコスパはなかなかのものです。

ただ、G-GEAR GA3A-A221Bが採用するRyzen 5 5500 + B550はやはり不安のある構成といわざるを得ないでしょう。安心といえるレベルがどこからなのかは断言できませんが、それをRyzen 7とするのであれば、Ryzen 7 5700XにアップグレードしたG-GEAR GA3A-A221Bとなりますが、最安構成から22,000円の価格アップが必要になります。

もっと余裕を見るのであれば、Core i5-12600K + Z690G-GEAR GA7J-H214ZB辺りが候補になるでしょう。ただ、50,000円の価格アップとなりますので、コスパ面ではおすすめしづらいというのが率直なところです。


以上により、CPUの余力が欲しいのであればRyzen 7 5700X + B550G-GEAR GA3A-A221Bを、多少パワーが制限されても安さを重視したいのであればRyzen 5 5500 + B550G-GEAR GA3A-A221Bおすすめしたいと思います!