【価格徹底比較】GTX 1660 Ti搭載おすすめBTOゲーミングPC

最終更新日 : 2022/09/29

gtx1660ti-pc

レイトレーシングという3Dグラフィックの新たな表現技法にハードウェアレベルで対応したGeForce RTX 20シリーズは、Turing(チューリング)アーキテクチャを採用した世代です。

そして、RTX 20シリーズのGPUからレイトレーシング用のコアなどを削ったシリーズGeForce GTX 16シリーズで、その分消費電力も下がっています。

そんなGTX 16シリーズの最初のGPUがGeForce GTX 1660 Tiで、その性能は前世代の格上GPUGTX 1070を上回ってきました。

ここでは、そんなGTX1660Tiを搭載したBTOゲーミングPCの価格をスペックごとに徹底比較して、おすすめPCをご紹介したいと思います。


また、新たにGeForce GTX 1660 SUPERが登場しましたが、その性能はGTX1660Tiとほぼ同じです。よって、ここでは両GPUを同じものとして扱うことにします。ご了承下さい。

BTOゲーミングPCの価格比較を簡単に行いたいならこちらへどうぞ。パーツや規格を選ぶと、それらで構成されたBTOゲーミングPCのスペックと価格が分かりやすく一覧表示されます。PC選びの一助となると思いますので、是非ご利用下さい。

GeForce GTX 1660 Tiの性能

早速GeForce GTX 1660 TiGPU性能に関するデータをご覧頂きたいと思います(厳密にいうと、ほぼ同性能のGeForce GTX 1660 SUPERのデータです)。

22 Games average fps
4K 26.3 (25.9 %)
1440p 49 (31.6 %)
FHD 67.5  (36.0 %)

22のゲームの平均フレームレートの平均のデータとなります。左側は縦の解像度です(4Kは2160pFHDは1080p)。また、カッコ内の数字は共に計測されたGPUの内の最高スコアに対する自身のスコアを百分率で表したものです。

詳細はGPU比較&ランキングを参照して下さい。有名なベンチマークテストやフレームレートの計測値から、総合的なGPU性能を割り出しています。


フレームレートはリフレッシュレートを目標にすることが基本です。画面に反映できるのはリフレッシュレートが限界ですから、フレームレートがこれを大きく上回ってもあまり意味がないからです。リフレッシュレートが60Hzのディスプレイであれば、リフレッシュレートと一致する60fps(秒間60フレーム)を中心に考えましょう。

ただ、Apex LegendsFortniteのようなFPSゲーム(一人称シューティングゲーム)はフレームレートによる有利不利の差が非常に大きいですから、FHD: 120fps辺りを狙いたいところです。

最低60fps平均60fpsではGPUに求める性能もそれなりに変わってきます。負荷が大きい局面でもfpsを安定させるためには、1ランク上のGPUにしておくことが望ましいです。

フレームレートが低くても、必ずしも快適性が損なわれる訳ではありません。30fpsでも、通常プレイに支障はないと思います。ただし、最低フレームレートが低くなると、カクツキが目立つようになって、プレイしづらくはなりますので、ある程度の余裕は欲しいところです。

また、カクツキまでいかなくても、fpsの落ち幅が大きくなると違和感として表れやすいですから、リフレッシュレートに近い数字で安定していることは、快適さにおいて重要なポイントになります。覚えて帰って下さい。

GeForce GTX 1660 Tiに見合った構成

当サイトではGPUをクラス分けして、それぞれのクラスごとにバランスの取れた構成を鉄板構成としておすすめしています。

ミドルスペック級の鉄板構成は、以下の通りです。

鉄板構成
ターゲット
フレームレート
4K: ~60 fps
FHD: ~120 fps
GPUGeForce RTX 3060
GeForce RTX 3050
Radeon RX 6650 XT
Radeon RX 6600 XT
Radeon RX 6600
Radeon RX 6500 XT
GeForce GTX 1660 Ti
GeForce GTX 1660 SUPER
CPU基本的に不問
メモリ16GB
ストレージ
(SSD)
高速500GB
  • 詳細はゲーミングPCの「鉄板構成」でお話ししていますので、ご一読下さい。
  • 「ストレージ(SSD)容量」は「BTOパソコン」における一般的な搭載量やスペックに見合った容量を載せていますが、基本的には用途次第なので、正解というものはありません。


さて、ミドルスペック級としては上記のような構成で良いかもしれませんが、少し補足したいと思います。

まず、CPUについてですが、基本的に不問とある通り、コア数の少ないPentiumやCeleronを除けば、何でもよいというのがこのクラスにおけるセオリーです。ただし、GeForce GTX 1660 Tiならば気にする必要はありませんが、GeForce RTX 3060Radeon RX 6600 XTなどのようにハイクラスに近いGPUは、もう少しCPUにもこだわった方が良いでしょう。

その場合、ゲーミングPCの「鉄板構成」> CPUのデータを参考にすると、Core i7以上にしておくことが無難です。できればオーバークロック対応のK付きCPU + Z系チップセットが望ましいですが、KなしCPU + 非Z系チップセットでもそれほどゲーミング性能がダウンする訳ではなさそうです。また、どうしてもコストを削りたい場合やAMDを選びたい場合などは、多少のボトルネックを覚悟の上であればCore i5-KRyzen CPUという選択肢もありです。

また、内蔵グラフィック(iGPU)の有無も重要なポイントになるでしょう。グラフィックボードが故障した場合、替えがなければディスプレイに表示することさえできなくなりますが、iGPUがあればPCが使えなくなる事態を防げるのです。

IntelF付きCPUAMDGなしCPUはiGPUを持ちませんので、グラボの替えがない人にはIntelのFなしCPUおすすめします。

最後にストレージに関してです。高速なM.2 / NVMe(PCIe)接続のSSDが主流となって久しいですが、最新のPCIe 4.0規格のSSDは、理論上は圧倒的な速度となっていますが、体感差はあまりないというのが実際のところです。よって、現時点ではPCIe 4.0にこだわる必要はないとは思いますが、ダウングレードが行えないモデルもありますので、考慮には入れておいても良いかもしれません。


以上の点を踏まえて、次項でBTOゲーミングPCの比較を行ってみたいと思います。

GeForce GTX 1660 Ti搭載モデルの比較とおすすめPC

ここでは、BTOゲーミングPC価格チェッカーを使って、各ショップが販売しているBTOゲーミングPCの価格を徹底比較し、おすすめPCを導き出したいと思います。

構成は前項でお話しした通りです。これに合わせた場合の価格の一覧表を以下に示しますが、いくつか補足がありますのでご注意下さい。

  • モデル名をクリック、タップするとベーススペック販売ページへのリンクが表示されます。
  • カスタマイズによりスペックが変わったモデルは別のモデルとして扱っていますので、同じモデルが表中に複数存在する場合があります。また、スペックに変更のあったパーツや価格は太字で表示しています。
  • カスタマイズがあった場合、各パーツの下部にはその費用が表示されますが、価格だけは条件を満たしている最安モデルとの価格差が表示されますので、ご注意下さい。
  • パーツの横に(*)が付いているものがありますが、これはアップグレードに伴って別のパーツのカスタマイズ(主にCPUクーラー電源など)が必要になることを表しています。なお、価格にはこの条件を満たす最安のアップグレード費用を含めています。
  • モデル名はブランド名に相当する部分が短縮されています。GT = G-TuneGG = G-GEARLV = LEVELです。また、FRで始まるモデルFrontierのモデルです。
  • 表中ではRyzen CPURyzenRに短縮されています。
  • ストレージPCIeとは高速タイプのSSDを表しています。また、PCIe 4はさらに高速な最新の規格です。
モデル名価格GPU (VRAM)CPUCSメモリストレージOS
容量枚数規格メインサブ
▶ LV M0P5-
R55-RJX
¥130,400GTX1660SpR5 5500AMD B55016GB2DDR4-3200500GB (PCIe)-Win 11 Home
▶ LV R7X6-
R55-RJX
¥140,400
(+10,000)
GTX1660SpR5 5500AMD X57016GB2DDR4-3200500GB (PCIe)-Win 11 Home
▶ GG
GA5J-B221B2
143,198
(+12,798)
GTX1660Ti
(-3,301)
i5-12400F
(-3,301)
Intel B66016GB2DDR4-3200500GB (PCIe)-Win 11 Home
▶ GG
GA5A-D221B
146,149
(+15,749)
GTX1660Ti
(-16,500)
R5 5600AMD B55016GB2DDR4-3200500GB (PCIe)
(-7,151)
-Win 11 Home
▶ GG
GA5J-B221B2
146,499
(+16,099)
GTX1660Ti
(-3,301)
i5-12400Intel B66016GB2DDR4-3200500GB (PCIe)-Win 11 Home
▶ LV M0P5-
R56X-RJX
¥150,800
(+20,400)
GTX1660SpR5 5600XAMD B55016GB2DDR4-3200500GB (PCIe)-Win 10 Home
▶ GG
GA7A-E221XB
153,850
(+23,450)
GTX1660Ti
(-36,300)
R5 5600
(-16,500)
AMD X57016GB2DDR4-3200500GB (PCIe)
(-18,150)
-Win 11 Home
▶ GG
GA5A-D221B
157,149
(+26,749)
GTX1660Ti
(-16,500)
R5 5600X
(+11,000)
AMD B55016GB2DDR4-3200500GB (PCIe)
(-7,151)
-Win 11 Home
▶ LV R7X6-
R56X-RJX
¥160,800
(+30,400)
GTX1660SpR5 5600XAMD X57016GB2DDR4-3200500GB (PCIe)-Win 11 Home
▶ GG
GA7A-E221XB
164,850
(+34,450)
GTX1660Ti
(-36,300)
R5 5600X
(-5,500)
AMD X57016GB2DDR4-3200500GB (PCIe)
(-18,150)
-Win 11 Home
▶ GG
GA7A-E221XB
170,350
(+39,950)
GTX1660Ti
(-36,300)
R7 5700XAMD X57016GB2DDR4-3200500GB (PCIe)
(-18,150)
-Win 11 Home
▶ GG
GA5A-D221B
171,449
(+41,049)
GTX1660Ti
(-16,500)
R7 5700X (*)
(+25,300)
AMD B55016GB2DDR4-3200500GB (PCIe)
(-7,151)
-Win 11 Home
▶ GG
GA7J-E221B
184,049
(+53,649)
GTX1660Ti
(-25,301)
i7-12700F
(-2,200)
Intel B66016GB2DDR4-3200500GB (PCIe)
(-8,250)
-Win 11 Home
▶ GG
GA7J-E221B
184,049
(+53,649)
GTX1660Ti
(-25,301)
i5-12600K (*)
(-2,200)
Intel B66016GB2DDR4-3200500GB (PCIe)
(-8,250)
-Win 11 Home
▶ GG
GA7J-E221B
186,249
(+55,849)
GTX1660Ti
(-25,301)
i7-12700Intel B66016GB2DDR4-3200500GB (PCIe)
(-8,250)
-Win 11 Home
▶ GG
GA7A-E221XB
186,850
(+56,450)
GTX1660Ti
(-36,300)
R7 5800X
(+16,500)
AMD X57016GB2DDR4-3200500GB (PCIe)
(-18,150)
-Win 11 Home
▶ GG
GA5A-D221B
187,949
(+57,549)
GTX1660Ti
(-16,500)
R7 5800X (*)
(+41,800)
AMD B55016GB2DDR4-3200500GB (PCIe)
(-7,151)
-Win 11 Home
▶ GG
GA7J-H214ZB
190,748
(+60,348)
GTX1660Ti
(-14,301)
i5-12600K
(-16,500)
Intel Z69016GB2DDR4-3200500GB (PCIe)
(-8,250)
-Win 11 Home
▶ GG
GA7J-E221B
191,749
(+61,349)
GTX1660Ti
(-25,301)
i7-12700KF
(+5,500)
Intel B66016GB2DDR4-3200500GB (PCIe)
(-8,250)
-Win 11 Home
▶ GG
GA7J-E221B
197,249
(+66,849)
GTX1660Ti
(-25,301)
i7-12700K
(+11,000)
Intel B66016GB2DDR4-3200500GB (PCIe)
(-8,250)
-Win 11 Home
▶ GG
GA7J-H214ZB
207,248
(+76,848)
GTX1660Ti
(-14,301)
i7-12700KFIntel Z69016GB2DDR4-3200500GB (PCIe)
(-8,250)
-Win 11 Home
▶ GG
GA7J-H214ZB
212,748
(+82,348)
GTX1660Ti
(-14,301)
i7-12700K
(+5,500)
Intel Z69016GB2DDR4-3200500GB (PCIe)
(-8,250)
-Win 11 Home
▶ GG
GA9A-J211XT2
223,249
(+92,849)
GTX1660Ti
(-47,301)
R9 5900XAMD X57016GB2DDR4-3200500GB (PCIe)
(-19,250)
-Win 10 Home
▶ GG
GA9A-J211XT2
245,249
(+114,849)
GTX1660Ti
(-47,301)
R9 5950X
(+22,000)
AMD X57016GB2DDR4-3200500GB (PCIe)
(-19,250)
-Win 10 Home
▶ GG
GA9J-J214ZB2
252,749
(+122,349)
GTX1660Ti
(-47,301)
i9-12900KFIntel Z69016GB
(-5,500)
2DDR4-3200500GB (PCIe)
(-19,250)
-Win 11 Home
▶ GG
GA9J-J214ZB2
254,949
(+124,549)
GTX1660Ti
(-47,301)
i9-12900K
(+2,200)
Intel Z69016GB
(-5,500)
2DDR4-3200500GB (PCIe)
(-19,250)
-Win 11 Home

最安はLEVEL-M0P5-R55-RJXで、2番目に安いモデルがLEVEL-R7X6-R55-RJXですが、この2モデルの違いはケースチップセットにあります。

ケースに関しては、後者がミドルタワーを、前者がそれよりも小さなミニタワーを採用しています。ケースは基本的に大きい方が熱処理の面で有利ですので、重い処理が多いゲーミングPCにはできるだけ大きなケースを選びたいところですが、GeForce GTX 1660 Ti / SUPERは発熱の少ないGPUです。よって、小柄なミニタワーでも問題はないでしょう。

チップセットに関しては、後者が採用するX570チップセットB550チップセットと比べてチップセット側のPCI Expressのバージョンが新しいなど格上となる存在ですが、高速なストレージの増設を考えているのでなければそれほど気にする必要はありません。

この2点の違いで価格差が10,000円ほどとなっていますが、スペックにこだわりがないのであれば、やはりコスパの良いLEVEL-M0P5-R55-RJXの方がおすすめです。


また、その次に安いモデルはG-GEAR GA5J-B221B2ですが、こちらはCPUにCore i5-12400Fを採用したモデルです。

先ほどご紹介した2モデルが採用するRyzen 5 5500とのCPU性能の差はほとんどありませんが、ゲームを含めた一般的な用途で重要となるシングルスレッド性能(1コア当たりの性能)ではCore i5-12400Fの方が10~20%ほどスコアが良いようですから、できればこちらをおすすめしたいところです。ただ、LEVEL-M0P5-R55-RJXと比べて13,000円も高いですから、この点がネックとなります。


CPUパワーにもっと余裕を見るのであれば、Ryzen 7 5700X + X570G-GEAR GA7A-E221XBCore i7-12700 + B660G-GEAR GA7J-E221B辺りが候補になるでしょう。ただ、それぞれ最安モデルより40,000円56,000円の価格アップとなりますので、コスパ面ではおすすめしづらいというのが率直なところです。


以上により、おすすめPCにはRyzen 5 5500 + B550LEVEL-M0P5-R55-RJXを挙げたいと思いますが、当モデルと2番目に安いLEVEL-R7X6-R55-RJXは現在4,000円の割引キャンペーン中(9月30日11時まで)でお得になった上での価格ですので、お早めにどうぞ!


CPUの余力が欲しいのであれば、高くはなってしまいますがRyzen 7 5700X + X570G-GEAR GA7A-E221XBおすすめします。良いCPUは長く安定して活躍してくれますので、損をすることはないと思います。