【価格徹底比較】RX 6700 XT搭載おすすめBTOゲーミングPC

最終更新日 : 2023/02/04
Cathedral

AMDの最新GPURadeon RX 6000シリーズは、待ちに待ったAMD Radeonゲーム向けハイスペックシリーズです。

そんなRadeon RX 6000シリーズ第4弾となるGPUがRadeon RX 6700 XTです。

ここでは、Radeon RX 6700 XTを搭載したBTOゲーミングPCの価格をスペックごとに徹底比較して、おすすめPCをご紹介したいと思います。

BTOゲーミングPCの価格比較を簡単に行いたいならこちらへどうぞ。パーツや規格を選ぶと、それらで構成されたBTOゲーミングPCのスペックと価格が分かりやすく一覧表示されます。PC選びの一助となると思いますので、是非ご利用下さい。

Radeon RX 6700 XTの性能

ここからはRadeon RX 6700 XTGPU性能に関するデータをご覧頂きたいと思いますが、詳細はGPU(グラボ)比較&ランキングでお話ししていますので、ご一読頂ければ幸いです。

総合性能

いくつかのベンチマークテストの平均スコア率のデータです。スコア率とは当サイト独自の指標で、テストの最上位スコアを100%とした場合の自身のスコアを百分率で表したもののことです。平均スコア率は、複数のテストにおけるスコア率の平均ですので、総合的な能力を表すことになります。

緑色がNVIDIA GeForceの、赤色がAMD RadeonのGPUです。ただし、対象となるGPUは現在BTOで採用されているものに限定しています

それから、GPU名のリンクから、そのGPUを搭載したBTO PCをご紹介したページへ飛ぶことができますので、ご活用頂ければと思います。

GPU平均スコア率
RTX 4090 100.0 %
RTX 4080 84.0 %
RX 7900 XTX 80.8 %
RX 7900 XT 72.5 %
RTX 4070 Ti 70.7 %
RTX 3080 56.8 %
RTX 3070 Ti 50.9 %
RTX 3070 47.4 %
RX 6700 XT 42.9 %
RTX 3060 Ti 42.3 %
RX 6600 XT 34.3 %
RTX 3060 34.0 %
RTX 3050 24.8%
GTX 1660 SUPER 24.6 %
GTX 1660 Ti 23.9 %
RX 6500 XT 18.9 %
RX 6400 14.3 %

新世代GPU(GeForce RTX 40シリーズRadeon RX 7000シリーズ)の登場により、アッパーミドルクラス(上位ミドルクラス)からミドルクラスへと格下げされたような形となってしまいました。

ゲーミング性能は、4K(2160p): 60fpsWQHD(1440p): 100fpsFHD(1080p): 130fpsほどのようですが、前者2つはリフレッシュレートに合わせた切りの良い数字(60Hz120Hz144Hzなど)を常時キープするには少し物足りないかもしれません。

また、ライバルとなるGeForce RTX 3060 Tiには、各種テストでわずかに上回る数字を出していますが、コスパでは少し負けているようです。

とはいえ、VRAMの容量が8GBGeForce RTX 3060 Tiに対してRadeon RX 6700 XT12GBありますので、この点については明確なストロングポイントといって良いでしょう。

性能を発揮するためにはCPUも重要

PCはGPUだけで成り立っている訳ではありませんから、高い性能を発揮するにはその他のパーツもおろそかにはできません。

その中でも最も影響力が大きいパーツはCPUです。グラフィックボード(GPU)ほどではありませんが、場合によってはゲームのフレームレートを体感できるほど変えてしまいます。

それどころか、CPUの主な役割はシステムやその他のソフトウェアを処理することですから、その性能はゲームのみならずPC全体の挙動にも影響を及ぼします。

CPUがゲームのフレームレートにどれくらい影響するかのデータを以下に示します。


CPU4KWQHDFHD
第13世代Core (2022/10)
Core i9-13900K100.0100.0100.0
Core i7-13700K99.799.498.9
Core i5-13600K99.598.897.5
第6世代Ryzen (2022/09)
Ryzen 9 7950X98.994.892.1
Ryzen 9 7900X98.594.591.5
Ryzen 7 7700X98.795.292.1
Ryzen 7 770098.695.091.3
Ryzen 5 7600X98.694.189.9
Ryzen 5 760098.293.288.3
第12世代Core (2021/11)
Core i9-12900K100.098.196.0
Core i7-12700K99.797.094.1
Core i5-12600K99.394.790.6
Core i5-1260099.193.387.3
Core i5-12400F98.790.184.1
Core i3-1230098.287.879.9
Core i3-1210097.987.178.5
第4世代Ryzen (2020/11)
Ryzen 9 5950X98.291.085.1
Ryzen 9 5900X98.090.684.4
Ryzen 7 5800X3D99.094.288.6
Ryzen 7 5800X97.789.683.0
Ryzen 7 5700X97.488.381.3
Ryzen 5 5600X97.086.179.2
Ryzen 5 560096.585.178.0

上の表はCore i9-13900Kの性能を100とした場合の各CPUの相対的な性能を数値化(%)したものです。12個のゲームで計測した平均フレームレートの平均値から算出したもので、4K(2160p)WQHD(1440p)FHD(1080p)の3種類の解像度で測定されています。また、GPUにはGeForce RTX 3080を使用しています。

上記のテストを含めたCPUの性能については、CPU比較&ランキングおすすめゲーミングCPUでお話ししていますので、是非ご覧下さい。


一般的に高解像度よりも低解像度の方がCPUの影響力は大きくなりますが、上記のデータもまさにそういった傾向を見せています。4Kにおいては最高と最低の差は3.5ポイント程度ですが、FHDにおいては何と22ポイントも差が付いています。20%も性能が落ちれば、GPUのクラスのランクが1つ2つ落ちてもおかしくはありませんが、これでは良いGPUの意味がなくなってしまいます。

ただ、このデータはGeForce RTX 3080を使用して測定されたものですが、Radeon RX 6700 XTはそれよりも性能が低いですから、CPUに求められる性能も低くなります。つまり、Radeon RX 6700 XTを使用して測定すると、多くのCPUが上記のデータよりもスコアを上げるということです。

よって、Radeon RX 6700 XTに合わせるCPUは基本的にはどれでも良いとは思いますが、性能が低いGPUではありませんので、CPUの性能も下げ過ぎない方が良いでしょう。セオリー通り、Core i7 / Ryzen 7以上ならば文句なしです。

逆に、Core i3-12300 / 12100などはコア数が4と少な目で、ゲーミング用途では不安ですので、避けることをおすすめします。

Radeon RX 6700 XT搭載モデルの比較とおすすめPC

ここでは、BTOゲーミングPC価格チェッカーを使って、各ショップが販売しているBTOゲーミングPCの価格を徹底比較し、おすすめPCを導き出したいと思います。

構成は前項でお話しした通りです。これに合わせた場合の価格の一覧表を以下に示しますが、いくつか補足がありますのでご注意下さい。

モデル名価格GPUCPUCSメモリストレージOS
容量枚数規格メインサブ
▶ GG
GA3A-A221B
190,050RX6700XT
(+66,000)
R5 5500
(+11,000)
AMD B55016GB2DDR4-32001TB (PCIe)
(+8,250)
-Win 11 Home
▶ GG
GA3A-A221B
195,550
(+5,500)
RX6700XT
(+66,000)
R5 5600
(+16,500)
AMD B55016GB2DDR4-32001TB (PCIe)
(+8,250)
-Win 11 Home
▶ GG
GA3A-A221B
206,550
(+16,500)
RX6700XT
(+66,000)
R5 5600X
(+27,500)
AMD B55016GB2DDR4-32001TB (PCIe)
(+8,250)
-Win 11 Home
▶ GG
GA3A-A221B
212,050
(+22,000)
RX6700XT
(+66,000)
R7 5700X
(+33,000)
AMD B55016GB2DDR4-32001TB (PCIe)
(+8,250)
-Win 11 Home
▶ GG
GA7J-H214ZB
227,300
(+37,250)
RX6700XT
(+22,000)
i5-12600K
(-16,500)
Intel Z69016GB2DDR4-32001TB (PCIe)-Win 11 Home
▶ GG
GA3A-A221B
228,550
(+38,500)
RX6700XT
(+66,000)
R7 5800X
(+49,500)
AMD B55016GB2DDR4-32001TB (PCIe)
(+8,250)
-Win 11 Home
▶ GG
GA7J-H214ZB
243,800
(+53,750)
RX6700XT
(+22,000)
i7-12700KFIntel Z69016GB2DDR4-32001TB (PCIe)-Win 11 Home
▶ GG
GA9J-J214ZB2
272,300
(+82,250)
RX6700XT
(-11,000)
i9-12900KIntel Z69016GB
(-5,500)
2DDR4-32001TB (PCIe)
(-11,000)
-Win 11 Home

モデル名をクリックすると、詳細なスペック表と販売ページへのリンクが表示されます

またPCIe 4.0の高速SSDは除外していますので、ご了承下さい。これらを含め、様々な条件で比較を行いたいようでしたら、是非BTOゲーミングPC価格チェッカーを試して頂ければと思います。


では、本題です。

まずGPUの次に重要なパーツとなるCPUについてですが、性能を発揮するためにはCPUも重要でお話しした通り、最新の第13世代Intel CoreRyzen 7000シリーズはもちろん、今や前世代となった第12世代Intel CoreRyzen 5000シリーズでも全く問題ありません。本音をいうと、Core i5Ryzen5はバランスやパワーに少し不安がありますが、少々のフレームレートの落ち込みを気にしても仕方がないレベル帯ですので、コスパ重視の選び方で良いと思います。

ただ、IntelのF付きCPUとAMDの5000番台までのCPUには、内蔵グラフィックス(iGPU)がない点には注意が必要です。グラフィックボードが故障した場合、替えのグラボがなければディスプレイに表示することさえできなくなってしまうからです。よって、予備のグラボがないようであれば、iGPUを備えたCPUにしておくことをおすすめします


メモリに関しては、よほど重いゲームをするのでなければ16GBで良いでしょう。ただ、このクラスなら32GBあった方が安心ではあります。


最後にストレージに関してです。高速なM.2 / NVMe(PCIe)接続のSSDが主流となって久しいですが、最新のPCIe 5.0PCIe 4.0規格のSSDは、理論上は圧倒的な速度となっていますが、体感差はあまりないというのが実際のところです。よって、現時点ではこれらにこだわる必要はないとは思いますが、ダウングレードが行えないモデルもありますので、考慮には入れておいても良いかもしれません。


選び方の詳細については以下のページでお話ししていますので、参考にして下さい。


さて、以上を踏まえた上でモデルを見ていきたいと思います。

最安はRyzen 5 5500 + B550チップセットG-GEAR GA3A-A221Bですが、Ryzen 5でも問題はないといったものの、Ryzen 5 5500はさすがに少しパワーのなさが気になります。上位クラスのRyzen 5 5600との価格差は5,500円と少し大きいですが、選ぶのであればこちらの方をおすすめします。

ただ、このレベル帯のCPUならば、Intelの方が圧倒的におすすめではあります。ゲームなど多くのソフトにとって有利なシングルスレッド性能(1コア当たりの性能)がIntelの方がずっと高いからです。

とすると、Core i5-12600Kを搭載するG-GEAR GA7J-H214ZBが該当しますが、最安モデルから37,000円ほどの価格アップになりますので、さすがにこの価格ではおすすめしづらいというのが率直なところです。


また、バランスという意味ではCore i7 / Ryzen 7辺りの方が、余裕を含めて釣り合いは取れていると思います。後々PC全体のアップグレードを考える場合、これらのCPUならばしばらくは戦える可能性が高いからです。

今ご紹介したG-GEAR GA7J-H214ZBCore i7-12700KFにするとさらに価格が上がってしまいますが、Ryzen 7 5700X + B550チップセットG-GEAR GA3A-A221Bならば最安モデルから22,000円ほどの価格アップで済みますので、なかなかのコスパを示していると思います。


以上により、ここでのおすすめPCにはRyzen 7 5700X + B550チップセットG-GEAR GA3A-A221Bを挙げたいと思います!