rtx2060-pc
「GeForce RTX 30シリーズ(3000番台)」の登場により、今や旧世代となってしまった「GeForce RTX 2060」ですが、「4K解像度」こそ厳しいものの「WQHD(2560 x 1440)」までならば充分に戦えるパワーがありますので、まだまだ現役で頑張れます。
ここでは、そんな「GeForce RTX 2060」とその後継である「GeForce RTX 2060 SUPER」を搭載したBTOゲーミングPCの「価格」をスペックごとに「徹底比較」して、「おすすめPC」をご紹介してきましたが、世代交代の波によりラインアップが大きく減少したため、「2021年2月18日」をもって、データの更新を停止させて頂くことにしました(参考までにデータ自体は最後のものを残しています)。ご了承下さい。
まずは、「GeForce RTX 2060 SUPER / 2060」の性能についてチェックしますが、ここではTechPowerUp(海外サイト)さんのデータをお借りしたいと思います。
そのデータとは、「22のゲームの平均フレームレート」で「4K(3840x2160)」、「1440p(2560x1440)」、「1080p(1920x1080)」の3つの「解像度」で計測されています。また、「グラフィック品質」は全て「最高品質」です。詳細は、以下のページでどうぞ。
→ AMD Radeon RX 6700 XT Review
対象となるGPUは、「GeForce RTX 30 / 20シリーズ」と「GeForce GTX 16シリーズ」、「Radeon RX 6000 / 5000 / Vegaシリーズ」と「Radeon VII」となりますが、一部のGPUはカットされていますので、ご注意下さい。
続いて、フレームレートの目安についてです。
「リフレッシュレート」が「60Hz」のディスプレイであれば、リフレッシュレートと一致する「60fps(秒間60フレーム)」がフレームレートの一般的な目標となりますが、これを下回ったとしても、必ずしも快適性が損なわれる訳ではありません。「30fps」でも、通常プレイに支障はないと思います。
ただし、最低フレームレートが低くなると、カクツキが目立つようになって、プレイしづらくはなりますので、ある程度の余裕は欲しいところです。
また、カクツキまでいかなくても、fpsの落ち幅が大きくなると違和感として表れやすいですから、リフレッシュレートに近い数字で安定していることは、快適さにおいて重要なポイントになります。覚えて帰って下さい。
4K(2160p) - Ultra(最高品質)
22 Games Average | ||
GPU | fps(Max: 240fps) | |
---|---|---|
RTX 3090 | 109.9 | |
RX 6900 XT | 104.5 | |
RTX 3080 | 98.3 | |
RX 6800 XT | 97.6 | |
RX 6800 | 85.3 | |
RTX 2080 Ti | 76.4 | |
RTX 3070 | 75.9 | |
RX 6700 XT | 69.2 | |
RTX 3060 Ti | 66.1 | |
RTX 2080 S | 65.4 | |
RTX 2080 | 61.2 | |
RTX 2070 S | 56.4 | |
Radeon VII | 54.5 | |
RX 5700 XT | 52.6 | |
RTX 3060 | 49.9 | |
RTX 2070 | 49.4 | |
RTX 2060 S | 47.5 | |
RX 5700 | 47.1 | |
RX Vega 64 | 43.1 | |
RTX 2060 | 41.2 | |
RX 5600 XT | 41.2 | |
RX Vega 56 | 38.8 | |
GTX 1660 Ti | 34 | |
GTX 1660 S | 33.7 | |
GTX 1660 | 29.3 | |
RX 5500 XT | 26.7 | |
GTX 1650 S | 25.2 |
1440p - Ultra(最高品質)
22 Games Average | ||
GPU | fps(Max: 240fps) | |
---|---|---|
RX 6900 XT | 169.6 | |
RTX 3090 | 169.2 | |
RX 6800 XT | 161.2 | |
RTX 3080 | 155.7 | |
RX 6800 | 142.1 | |
RTX 3070 | 126.8 | |
RTX 2080 Ti | 126.7 | |
RX 6700 XT | 122 | |
RTX 3060 Ti | 112.4 | |
RTX 2080 S | 109.4 | |
RTX 2080 | 104.1 | |
RTX 2070 S | 96.7 | |
RX 5700 XT | 93.2 | |
Radeon VII | 93 | |
RTX 3060 | 86.9 | |
RTX 2070 | 85.5 | |
RX 5700 | 83.7 | |
RTX 2060 S | 82.9 | |
RX Vega 64 | 75.2 | |
RX 5600 XT | 73.7 | |
RTX 2060 | 73 | |
RX Vega 56 | 68.3 | |
GTX 1660 Ti | 61.3 | |
GTX 1660 S | 60.6 | |
GTX 1660 | 53.1 | |
RX 5500 XT | 50.3 | |
GTX 1650 S | 47.1 |
1080p - Ultra(最高品質)
22 Games Average | ||
GPU | fps(Max: 240fps) | |
---|---|---|
RX 6900 XT | 209.8 | |
RTX 3090 | 204.8 | |
RX 6800 XT | 201.1 | |
RTX 3080 | 190.9 | |
RX 6800 | 178.8 | |
RTX 3070 | 163.6 | |
RTX 2080 Ti | 163.5 | |
RX 6700 XT | 158.7 | |
RTX 3060 Ti | 147.9 | |
RTX 2080 S | 143.5 | |
RTX 2080 | 138 | |
RTX 2070 S | 129.2 | |
RX 5700 XT | 127.1 | |
Radeon VII | 122 | |
RTX 3060 | 117.2 | |
RTX 2070 | 115.1 | |
RX 5700 | 114.1 | |
RTX 2060 S | 112 | |
RX 5600 XT | 102.5 | |
RX Vega 64 | 101.4 | |
RTX 2060 | 100.1 | |
RX Vega 56 | 93.3 | |
GTX 1660 Ti | 84.8 | |
GTX 1660 S | 84.4 | |
GTX 1660 | 74.8 | |
RX 5500 XT | 71 | |
GTX 1650 S | 66.6 |
最初に注意点を挙げておきます。上のテストでは「CPU」に「Ryzen 7 5800X」が用いられていますが、Ryzen 5000シリーズ(CPU)とRadeon RX 6000シリーズ(GPU)の組み合わせでは、5~10%ほどの性能向上が見込めるため、その分「平均fps」もアップしているものと思われます。よって、Intel CPUを組み合わせる場合、Radeon RX 6000シリーズのGPU性能は、多少割り引いて考えた方が良いでしょう。
「GeForce RTX 2060 SUPER / 2060」は、グラフィック品質を下げても「4K: 60fps」は難しそうです。プレイ可能かどうかでいえば「30fps」を超えていれば問題はないかもしれませんが、4K解像度にもとめるものは圧倒的な精彩さやきれいさですから、カクつきやそれを回避するために画質を下げるようでは、何がしたいのか分からなくなってしまいます。
「WQHD(2560 x 1440)」では「平均70~80fps」をマークしていますので、RTX2060SUPER / 2060の主戦場はこの辺りとなります。重量級ゲームでは「平均60fps」を割ることもあるでしょうが、カクつきが目立つほどではないと思います。
「FHD(1920 x 1080)」では「平均100~110fps」近辺となっていますが、画質を下げれば「平均140fps」くらいはキープできそうですので、ゲームによってグラフィックの奇麗さを優先するか、フレームレートを上げるかの選択もできるかと思います。
よって、「~1440p」までならば、数年は余裕を持って戦えるはずです!
当サイトでは「GPU」をクラス分けして、それぞれのクラスごとにバランスの取れた構成を「鉄板構成」としておすすめしています。
「ハイスペック級」の鉄板構成は、以下の通りです。
鉄板構成 | |
ターゲット フレームレート | 4K: 30~60fps FHD: 60~120fps |
---|---|
GPU | GeForce RTX 3060 GeForce RTX 2070 SUPER GeForce RTX 2070 GeForce RTX 2060 SUPER GeForce RTX 2060 |
CPU | Ryzen 7 5800X (Ryzen 5 5600X) Core i7-10700K Core i7-10700KF |
メモリ | 16GB |
ストレージ (SSD) | 高速500GB |
ここでは、各ショップが販売している「BTOゲーミングPC」の「価格」を「徹底比較」してみたいと思います!
メニューから「CPU」、「メモリ」、「SSD」、「HDD」の種類や容量を選ぶと、「スペックと価格の一覧表」の該当部分がそろえられて、価格も変更されます。
ただし、「G-Tune」と「G-GEAR」のモデルはGPUごとにモデルが存在するのではなく、ベースモデルからGPUを選択する形ですので、デフォルト(初期状態)のGPUが「RTX 2060」と異なる場合は、カスタマイズで変更する必要があります。
一覧表では、必要なアップグレードは適用済みですが、具体的な内容は各モデルの販売ページでご確認頂きたいと思います。
その他の基本的な見方、使い方は、以下の通りです。
モデル | ▼ CPU / CS | ▼ MEM | ▼ SSD / HDD | 価格 |
---|---|---|---|---|
①:GA9A- I204XT |
R9 5900X / X570 |
16GB | H-500GB / x |
¥181,910 在庫切れ |
②:GA5A- G204XT |
R5 5600X / X570 |
16GB | H-500GB / x |
¥148,546 |
③:GA5A- E204T |
R5 5600X / B550 |
16GB | H-500GB / x |
¥136,455 |
④:GX7J- B201ZT |
i7-10700 / Z490 |
16GB | H-500GB / x |
¥166,182 |
⑤:GA9J- J204ZT2 |
i9-10850K / Z490 |
16GB | H-500GB / x |
¥184,364 |
⑥:GA7J- G201ZT |
i7-10700 / Z490 |
16GB | H-500GB / x |
¥148,364 |
⑦:GA9A- I194XT |
R9 3900X / X570 |
16GB | 500GB / x |
¥168,273 |
⑧:GA5A- G194XT |
R5 3600 / X570 |
16GB | 500GB / x |
¥130,182 |
⑨:GA7A- E194T |
R7 3700X / B450 |
16GB | 250GB / x |
¥127,455 |
⑩:GA5A- D194T |
R5 3600 / B450 |
16GB | 250GB / 1TB |
¥116,800 |
それでは、「おすすめPC」のご紹介です。
「第4世代Ryzen(5000番台)」の登場により「鉄板CPU」にも変化が訪れました。現時点で最も格下の「Ryzen 5 5600X」でさえ、これまでの「ゲーム向けハイエンドCPU」だった「第10世代Core i9-K」に匹敵するほどのパワーを持っているからです。
ただ、いわゆる「最適化(特定の環境に対してパフォーマンスを上げること)」の面で「Intel」にはまだまだ分がありますので、ゲーム向けハイエンドCPUとしては、第4世代Ryzenと第10世代Core i9-Kは同格として扱っても良いと思います。
しかし、Ryzen 5 5600Xはベンチマークスコアこそハイエンド級ではありますが、コア数がやや少ない「6」ですので、多少差し引いて考えるべきです。よって、Ryzen 5 5600Xは本来「ミドルスペック」ですが、「Core i7-K」と共に「上位ハイスペック」に分類しています。そして、「オーバークロック(OC)未対応のCore i7」と「第3世代Ryzen(3000番台)」を「下位ハイスペック」に分類しています。
さて、「GeForce RTX 2060」に見合ったCPUはというと、OCに対応した「上位ハイスペックCPU」になります。これに「メモリ 16GB + 高速SSD 500GB」を合わせた場合は、「Ryzen 5 5600X」を搭載した②:G-GEAR GA5A-G204/XTや③:G-GEAR GA5A-E204/T、「Core i7-K」を搭載した⑥:G-GEAR GA7J-G201/ZT辺りが安くなっています。
ただ、「CPU性能」を考えると②:G-GEAR GA5A-G204/XTと③:G-GEAR GA5A-E204/Tの「コスパ」がずば抜けていますので、選ぶのであれば、このどちらかからです。
両モデルの明確な違いは「チップセット」にあります。後者の「AMD B550」は、チップセット側の「PCI Express」のリビジョンが1世代古いのです。
とはいえ、「CPU」側のPCIeは最新リビジョンですから、高速ストレージをこちらに繋ぎ、ストレージを増設しないのであれば問題はありません。よって、予定しているストレージ構成に合わせて、この2モデルから選ぶと良いでしょう!
また、「下位ハイスペックCPU」を選ぶのであれば、⑨:G-GEAR GA7A-E194T/Tが安いようです。
しかし、これならば、価格の変わらない③:G-GEAR GA5A-E204/Tの方が圧倒的に「絶対性能」が優れていますから、ここでも「おすすめ」には当モデルを挙げたいと思います!
ここからは、当サイトでご紹介している「GeForce RTX 2060」搭載BTOパソコンの「簡易スペック」と「販売ページへのリンク」を掲載していきます。是非、有効に活用して下さい。
OS | Windows 10 Home 64bit |
---|---|
CPU | AMD Ryzen 9 5900X (12C/24T, 3.7-4.8GHz) |
GPU (VRAM) | GeForce GTX 1650 (4GB) |
メモリ | 16GB (DDR4-2666, 8GBx2) |
SSD | 500GB (M.2/NVMe) |
HDD | x |
チップセット | AMD X570 |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
電源 | CWT製 500W (80PLUS BRONZE) |
保証 | 1年 |
価格 | ¥158,910(税別) |
OS | Windows 10 Home 64bit |
---|---|
CPU | AMD Ryzen 5 5600X (6C/12T, 3.7-4.6GHz) |
GPU (VRAM) | GeForce GTX 1650 (4GB) |
メモリ | 16GB (DDR4-2666, 8GBx2) |
SSD | 500GB (M.2/NVMe) |
HDD | x |
チップセット | AMD X570 |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
電源 | CWT製 500W (80PLUS BRONZE) |
保証 | 1年 |
価格 | ¥122,546(税別) |
OS | Windows 10 Home 64bit |
---|---|
CPU | AMD Ryzen 5 5600X (6C/12T, 3.7-4.6GHz) |
GPU (VRAM) | GeForce GTX 1650 (4GB) |
メモリ | 16GB (DDR4-2666, 8GBx2) |
SSD | 500GB (M.2/NVMe) |
HDD | x |
チップセット | AMD B550 |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
電源 | CWT製 500W (80PLUS BRONZE) |
保証 | 1年 |
価格 | ¥113,455(税別) |
OS | Windows 10 Home 64bit |
---|---|
CPU | Intel Core i7-10700 (8C/16T, 2.9-4.8GHz) |
GPU (VRAM) | GeForce RTX 2070 SUPER (8GB) |
メモリ | 16GB (DDR4-2666, 8GBx2) |
SSD | 500GB (M.2/NVMe) |
HDD | x |
チップセット | Intel Z490 |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
電源 | 750W (80PLUS GOLD) |
保証 | 1年 |
価格 | ¥186,182 (税別) |
OS | Windows 10 Home 64bit |
---|---|
CPU | Intel Core i9-10850K (10C/20T, 3.6-5.2GHz) |
GPU (VRAM) | GeForce RTX 3070 (8GB) |
メモリ | 16GB (DDR4-3200, 8GBx2) |
SSD | 500GB (M.2/NVMe) |
HDD | x |
チップセット | Intel Z490 |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
電源 | 750W (80PLUS GOLD) |
保証 | 1年 |
価格 | ¥204,364 (税別) |
OS | Windows 10 Home 64bit |
---|---|
CPU | Intel Core i7-10700 (8C/16T, 2.9-4.8GHz) |
GPU (VRAM) | GeForce GTX 1660 (6GB) |
メモリ | 16GB (DDR4-2666, 8GBx2) |
SSD | 500GB (M.2 / NVMe) |
HDD | x |
チップセット | Intel Z490 |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
電源 | CWT製 650W (80PLUS BRONZE) |
保証 | 1年 |
価格 | ¥134,364 (税別) |
OS | Windows 10 Home 64bit |
---|---|
CPU | AMD Ryzen 9 3900X (12C/24T, 3.8-4.6GHz) |
GPU (VRAM) | GeForce GTX 1650 (4GB) |
メモリ | 16GB (DDR4-2666, 8GBx2) |
SSD | 500GB (SATA3) |
HDD | x |
チップセット | AMD X570 |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
電源 | CWT製 650W (80PLUS BRONZE) |
保証 | 1年 |
価格 | ¥145,273 (税別) |
OS | Windows 10 Home 64bit |
---|---|
CPU | AMD Ryzen 5 3600 (6C/12T, 3.6/4.2GHz) |
GPU (VRAM) | GeForce GTX 1660 (6GB) |
メモリ | 16GB (DDR4-2666, 8GBx2) |
SSD | 500GB (SATA3) |
HDD | x |
チップセット | AMD X570 |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
電源 | CWT製 500W (80PLUS BRONZE) |
保証 | 1年 |
価格 | ¥116,182 (税別) |
OS | Windows 10 Home 64bit |
---|---|
CPU | AMD Ryzen 7 3700X (8C/16T, 3.6/4.4GHz) |
GPU (VRAM) | GeForce GTX 1660 (6GB) |
メモリ | 16GB (DDR4-2666, 8GBx2) |
SSD | 240GB (SATA3) |
HDD | x |
チップセット | AMD B450 |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
電源 | CWT製 500W (80PLUS BRONZE) |
保証 | 1年 |
価格 | ¥113,455 (税別) |
OS | Windows 10 Home 64bit |
---|---|
CPU | AMD Ryzen 5 3600 (6C/12T, 3.6-4.2GHz) |
GPU (VRAM) | GeForce RTX 2060 (6GB) |
メモリ | 16GB (DDR4-2666, 8GBx2) |
SSD | 240GB (SATA3) |
HDD | 1TB (SATA3) |
チップセット | AMD B450 |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
電源 | CWT製 500W (80PLUS BRONZE) |
保証 | 1年 |
価格 | ¥116,800(税別) |