【価格徹底比較】RX 6800搭載おすすめBTOゲーミングPC

最終更新日 : 2021/10/23

rx6800-pc

AMDの最新GPURadeon RX 6000シリーズ(コードネーム: Big Navi)は、待ちに待ったAMD Radeonのゲーム向けハイスペックシリーズです。

そんなRadeon RX 6000シリーズの初陣をRadeon RX 6800 XTと共に飾るRadeon RX 6800ですが、4K: 60fpsを優に超えるパワーは大変魅力的です。

ここでは、Radeon RX 6800を搭載したBTOゲーミングPCの価格をスペックごとに徹底比較して、おすすめPCをご紹介したいと思います。

Radeon RX 6800の性能

まずは、Radeon RX 6800の性能についてチェックしますが、ここではTechPowerUp(海外サイト)さんのデータをお借りしたいと思います。

そのデータとは、22のゲームの平均フレームレートの平均値4K(3840x2160)1440p(2560x1440)1080p(1920x1080)の3つの解像度で計測されています。また、グラフィック品質は全て最高品質です。詳細は、以下のページでどうぞ。

→ ASUS Radeon RX 6600 XT STRIX OC Review

対象となるGPUは、GeForce RTX 30 / 20シリーズGeForce GTX 16シリーズRadeon RX 6000 / 5000 / VegaシリーズRadeon VIIとなりますが、一部のGPUはカットされていますので、ご注意下さい。


続いて、フレームレートの目安についてです。

リフレッシュレート60Hzのディスプレイであれば、リフレッシュレートと一致する60fps(秒間60フレーム)がフレームレートの一般的な目標となりますが、これを下回ったとしても、必ずしも快適性が損なわれる訳ではありません。30fpsでも、通常プレイに支障はないと思います。

ただし、最低フレームレートが低くなると、カクツキが目立つようになって、プレイしづらくはなりますので、ある程度の余裕は欲しいところです。

また、カクツキまでいかなくても、fpsの落ち幅が大きくなると違和感として表れやすいですから、リフレッシュレートに近い数字で安定していることは、快適さにおいて重要なポイントになります。覚えて帰って下さい。

4K(2160p) - Ultra(最高品質)

22 Games Average
GPUfps(Max: 240fps)
RTX 3090 112.5
RTX 3080 Ti 110.9
RX 6900 XT 105.8
RTX 3080 100
RX 6800 XT 98.7
RX 6800 86.7
RTX 3070 Ti 83.8
RTX 3070 77.5
RTX 2080 Ti 76.4
RX 6700 XT 68.5
RTX 3060 Ti 67.3
RTX 2080 S 65.4
RTX 2080 61.2
RTX 2070 S 56.4
Radeon VII 54.5
RX 5700 XT 52.6
RX 6600 XT 50.4
RTX 3060 50.3
RTX 2070 49.4
RTX 2060 S 47.5
RX 5700 47.1
RX Vega 64 43.1
RTX 2060 41.2
RX 5600 XT 41.2
RX Vega 56 38.8
GTX 1660 Ti 34
GTX 1660 S 33.7
GTX 1660 29.3
RX 5500 XT 26.7
GTX 1650 S 25.2

1440p - Ultra(最高品質)

22 Games Average
GPUfps(Max: 240fps)
RTX 3090 173.7
RX 6900 XT 171.3
RTX 3080 Ti 170.9
RX 6800 XT 163.6
RTX 3080 159.6
RX 6800 144.9
RTX 3070 Ti 138.4
RTX 3070 130.6
RTX 2080 Ti 126.7
RX 6700 XT 121.4
RTX 3060 Ti 115.4
RTX 2080 S 109.4
RTX 2080 104.1
RTX 2070 S 96.7
RX 6600 XT 95.5
RX 5700 XT 93.2
Radeon VII 93
RTX 3060 88.3
RTX 2070 85.5
RX 5700 83.7
RTX 2060 S 82.9
RX Vega 64 75.2
RX 5600 XT 73.7
RTX 2060 73
RX Vega 56 68.3
GTX 1660 Ti 61.3
GTX 1660 S 60.6
GTX 1660 53.1
RX 5500 XT 50.3
GTX 1650 S 47.1

1080p - Ultra(最高品質)

22 Games Average
GPUfps(Max: 240fps)
RX 6900 XT 211.6
RTX 3090 208.2
RTX 3080 Ti 205.3
RX 6800 XT 202.8
RTX 3080 194.6
RX 6800 181.4
RTX 3070 Ti 174.1
RTX 3070 167.9
RTX 2080 Ti 163.5
RX 6700 XT 159.3
RTX 3060 Ti 152.4
RTX 2080 S 143.5
RTX 2080 138
RX 6600 XT 133.8
RTX 2070 S 129.2
RX 5700 XT 127.1
Radeon VII 122
RTX 3060 119.3
RTX 2070 115.1
RX 5700 114.1
RTX 2060 S 112
RX 5600 XT 102.5
RX Vega 64 101.4
RTX 2060 100.1
RX Vega 56 93.3
GTX 1660 Ti 84.8
GTX 1660 S 84.4
GTX 1660 74.8
RX 5500 XT 71
GTX 1650 S 66.6
  • GPU名の末尾のSSUPERの略です。
  • リンクとなっているGPU名をクリックすると、それぞれのGPUを搭載したBTOゲーミングPCの比較ページへ移動します。

最初に注意点を挙げておきます。上のテストではCPURyzen 7 5800Xが用いられていますが、Ryzen 5000シリーズ(CPU)とRadeon RX 6000シリーズ(GPU)の組み合わせでは、5~10%ほどの性能向上が見込めるため、その分平均fpsもアップしているものと思われます。よって、Intel CPUを組み合わせる場合、Radeon RX 6000シリーズのGPU性能は、多少割り引いて考えた方が良いでしょう。




Radeon RX 6800は、ライバルNVIDIA GeForceのRTX 3080とRTX 3070の間くらいの性能ですが、1つ格上のRadeon RX 6800 XTがRTX3080とほぼ同じ性能ですので、RX6800はRTX3070の対抗GPUといっても良いかもしれません。

そのRTX3070とは、どの解像度でも有意な差を付けて上回っています。

4Kにおいては平均80fpsオーバーですから、リフレッシュレート60Hzディスプレイであれば、画質を上げても60fpsを下回ることはないでしょう。

1440pでは平均140fpsですから、WQHD解像度(2560 x 1440)/ 120HzWQHD / 144Hzのディスプレイに合いそうです。

1080pにおいては平均180fpsですから、解像度を下げてもFHD: 240fpsは難しいと思いますが、144fps / 120fps辺りであればほぼ常時キープも可能でしょう。




Radeon RX 5000シリーズは、ミドルクラスまでのラインアップでしたから、AMD Radeonとしては久々のハイクラスGPUの登場となりました。

NVIDIA GeForceとの健全な競争が行われることが、GPU業界、ひいてはPC業界を活性化させることは間違いありませんので、Radeon 6000シリーズの成功は歓迎すべきことなのです。

Radeon RX 6800に見合った構成

当サイトではGPUをクラス分けして、それぞれのクラスごとにバランスの取れた構成を鉄板構成としておすすめしています。

ハイエンド級の鉄板構成は、以下の通りです。

鉄板構成
ターゲット
フレームレート
4K: 60fps~
FHD: 120fps~
GPUGeForce RTX 3090
GeForce RTX 3080 Ti
GeForce RTX 3080
GeForce RTX 3070 Ti
GeForce RTX 3070
GeForce RTX 3060 Ti
Radeon RX 6900 XT
Radeon RX 6800 XT
Radeon RX 6800
Radeon RX 6700 XT
GeForce RTX 2080 Ti
GeForce RTX 2080 SUPER
GeForce RTX 2080
CPURyzen 9 5950X
Ryzen 9 5900X
Ryzen 7 5800X
Core i9-11900K
Core i9-11900KF
Core i7-11700K
Core i7-11700KF
Core i9-10900K
Core i9-10900KF
Core i9-10850K
(Core i7-10700K)
メモリ16GB~
ストレージ
(SSD)
高速500GB
  • 詳細はゲーミングPCの「鉄板構成」でお話ししていますので、ご一読下さい。
  • 「ストレージ(SSD)容量」は「BTOパソコン」における一般的な搭載量やスペックに見合った容量を載せていますが、基本的には用途次第なので、正解というものはありません。

Radeon RX 6800搭載モデルの比較

ここでは、各ショップが販売しているBTOゲーミングPCの価格を徹底比較してみたいと思います!

メニューからCPU、メモリ、SSD、HDDの種類や容量を選ぶと、スペックと価格の一覧表の該当部分がそろえられて、価格も変更されます

ただし、G-TuneG-GEARのモデルはGPUごとにモデルが存在するのではなく、ベースモデルからGPUを選択する形ですので、デフォルト(初期状態)のGPUがRadeon RX 6800と異なる場合は、カスタマイズで変更する必要があります。また、それに伴って電源のアップグレードが必要になる場合もあります。

一覧表では、必要なアップグレードは適用済みですが、具体的な内容は各モデルの販売ページでご確認頂きたいと思います。

その他の基本的な見方、使い方は、以下の通りです。

  • 価格アップ価格ダウンで色分けしています。
  • 「選択不可能なパーツ」は「背景色」を変えています。また、選択不可能なパーツを含む場合は「価格」の背景色も変えています。
  • 「default(デフォルト)」は「初期状態」を意味する言葉ですが、「無料アップグレード」などは適用済みの状態です。
  • モデル名をクリックすると、ページ下部の詳細データへと移動します。
  • OSWindows 11 HomeまたはWindows 10 Home 64bitです。ただし、Windows 10からWindows 11には無償でアップグレードが可能です。
  • CPURRyzenの略です。
  • CPUを複数選択した場合は最も価格が安いものが選択されます。
  • CSとはチップセットのことです。
  • GPUは全てRadeon RX 6800です。
  • SSD/HDDH-高速タイプであることを表しています。
  • SSD/HDD容量は大まかな数字(~GB級)ですので、数十GBの開きがある場合もあります。ご注意下さい。


表示
条件を満たさないモデル
▼ CPU / CS、▼ MEM、▼ SSD / HDDをクリックすると、条件を絞るパネルが開閉します。
    
ハイエンド
ハイスペック

ミドルスペック

「*」の付いたCPUは、その性能の高さから1つ上のクラスにも分類しています

メモリ容量
SSD容量


HDD容量
モデル▼ CPU
/ CS
▼ MEM▼ SSD
/ HDD
価格
①:GA9A-
X212XT
R9 5900X
/ X570
32GB H-1TB
/ x
¥311,300
②:GA7A-
W204XT3
R7 5800X
/ X570
16GB H-500GB
/ x
¥237,800
③:GA5A-
V212T
R5 5600X
/ B550
16GB H-500GB
/ x
¥208,300

おすすめPC

では、おすすめPCをご紹介していきたいと思います。


複数のベンチマークテストでハイエンド級GPUを搭載したPCのフルHD(1920 x 1080)などの低解像度下において、フレームレートが伸び悩むという現象が確認されています。

高fps環境下では、CPUの負荷が相対的に上がりますので、この現象はCPUのボトルネックによるものといわれています。よって、Radeon RX 6800クラスのGPUでは、できる限りCPU性能を追求しておきたいものです。


現在のハイエンドCPUといえば第4世代Ryzen(5000番台)Core i9-Kですので、それぞれに分けてお話しします。

Ryzen 5000シリーズのゲーミング性能は、現時点の評価ではどれも大差がありませんので、好きなものを選ぶということで良いと思いますが、Ryzen 5 5600Xだけは6コアという余裕のなさが気になりますので、このクラスでは避けた方が無難です。

残るCPUはRyzen 9 5950X / 5900XRyzen 7 5800Xですが、ゲーミング用途であればRyzen 7 5800Xが価格とバランスが最も良い思いますので、これで絞ってみると、2モデルが該当します。

これらのモデルでまず目に付くのはチップセットの違いです。③: G-GEAR GA5A-V212Tが採用するAMD B550チップセット側のPCI Expressのバージョンが1つ古いのです。これでは最新の高速SSDが利用できません。

ただし、CPU側のPCI Expressのバージョンは最新ですので、こちらに接続すればPCIe 4.0接続の高速SSDも利用可能です。

よって、高速SSDの増設を考えている人には②: G-GEAR GA7A-W204XT3を、それ以外の人には③: G-GEAR GA5A-V212Tおすすめしたいと思います!




Ryzen 9が選択可能なモデルは①: G-GEAR GA9A-X212XTだけで、Ryzen 9 5950XRyzen 9 5900Xもどちらも選択可能ですが、前者のCPUの方がコア数は多いもののゲーミング性能ではほぼ互角ですので、コスパを考えるのであれば後者の方が良いでしょう。

ゲームではRyzen 7 5800Xがベストとはいえ、Radeon RX 6800クラスのGPUにRyzen 9はバランス的にはむしろ良いくらいですので、特にCPUにこだわりたい人にはRyzen 9 5900Xは良い選択肢となるかと思います。



次に、Core i9-K搭載モデルについてですが、現在は1モデルもラインアップされていませんので、当然おすすめPCもありません。



少しパワーが不足するかもしれないCore i7-Kを採用したモデルも現在は1モデルもラインアップされていません。ご了承下さい。



また、パワー不足という意味では6コアRyzen 5 5600Xも同様ですが、Core i7-Kが許容できるのであれば、Ryzen 5 5600Xも充分に選択する価値があるといえるでしょう。

Ryzen 5 5600Xが選べるモデルも、先程Ryzen 7 5800Xでお話しした2モデルが対象ですので、選び方もまた同様です。高速SSDの増設が必要かどうかで選んで下さい!


Radeon RX 6800搭載モデルのラインアップとスペック表

ここからは、当サイトでご紹介しているRadeon RX 6800搭載BTOパソコンの簡易スペック販売ページへのリンクを掲載していきます。是非、有効に活用して下さい。

G-GEAR / TSUKUMO

①: G-GEAR GA9A-X212XT

OSWindows 10 Home 64bit
CPUAMD Ryzen 9 5900X
(12C/24T, 3.7-4.8GHz)
GPU (VRAM)Radeon RX 6900 XT (16GB)
メモリ32GB (DDR4-3200, 16GBx2)
SSD1TB (M.2/NVMe)
HDDx
チップセットAMD X570
光学ドライブDVDスーパーマルチドライブ
電源850W (80PLUS GOLD)
保証1年
価格¥349,800 (税込)

②: G-GEAR GA7A-W204XT3

OSWindows 10 Home 64bit
CPUAMD Ryzen 7 5800X
(8C/16T, 3.8-4.7GHz)
GPU (VRAM)Radeon RX 6800 (16GB)
メモリ16GB (DDR4-3200, 8GBx2)
SSD500GB (M.2/NVMe)
HDDx
チップセットAMD X570
光学ドライブDVDスーパーマルチドライブ
電源750W (80PLUS GOLD)
保証1年
価格¥237,800 (税込)

③: G-GEAR GA5A-V212T

OSWindows 10 Home 64bit
CPUAMD Ryzen 5 5600X
(6C/12T, 3.7-4.6GHz)
GPU (VRAM)Radeon RX 6600 XT (8GB)
メモリ16GB (DDR4-3200, 8GBx2)
SSD500GB (M.2/NVMe)
HDDx
チップセットAMD B550
光学ドライブDVDスーパーマルチドライブ
電源750W (80PLUS GOLD)
保証1年
価格¥169,800 (税込)