【価格徹底比較】RTX 3070搭載おすすめBTOゲーミングPC

最終更新日 : 2022/01/26

rtx3070-pc

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最新のAmpere(アンペア)アーキテクチャを採用したNVIDIA GeForce RTX 30シリーズ」。その第3弾となるGPUがGeForce RTX 3070です。

前世代同クラスGPUのGeForce RTX 2070と比べ30~40%ほどもパワーアップし、前世代ハイエンドGPUであるGeForce RTX 2080 Tiとほぼ同等の性能となるなど、その仕上がりは素晴らしいの一言です。

ここでは、そんなGeForce RTX 3070を搭載したBTOゲーミングPCの価格をスペックごとに徹底比較して、おすすめPCをご紹介してきましたが、ラインアップが消滅したため、2022年01月26日をもって、データの更新を停止させて頂くことにしました(参考までにデータ自体は最後のものを残しています)。ご了承下さい。

GeForce RTX 3070の性能

まずは、GeForce RTX 3070の性能についてチェックしますが、ここではTechPowerUp(海外サイト)さんのデータをお借りしたいと思います。

そのデータとは、22のゲームの平均フレームレートの平均値4K(3840x2160)1440p(2560x1440)1080p(1920x1080)の3つの解像度で計測されています。また、グラフィック品質は全て最高品質です。詳細は、以下のページでどうぞ。

→ ASUS Radeon RX 6600 XT STRIX OC Review

対象となるGPUは、GeForce RTX 30 / 20シリーズGeForce GTX 16シリーズRadeon RX 6000 / 5000 / VegaシリーズRadeon VIIとなりますが、一部のGPUはカットされていますので、ご注意下さい。


続いて、フレームレートの目安についてです。

リフレッシュレート60Hzのディスプレイであれば、リフレッシュレートと一致する60fps(秒間60フレーム)がフレームレートの一般的な目標となりますが、これを下回ったとしても、必ずしも快適性が損なわれる訳ではありません。30fpsでも、通常プレイに支障はないと思います。

ただし、最低フレームレートが低くなると、カクツキが目立つようになって、プレイしづらくはなりますので、ある程度の余裕は欲しいところです。

また、カクツキまでいかなくても、fpsの落ち幅が大きくなると違和感として表れやすいですから、リフレッシュレートに近い数字で安定していることは、快適さにおいて重要なポイントになります。覚えて帰って下さい。

4K(2160p) - Ultra(最高品質)

22 Games Average
GPUfps(Max: 240fps)
RTX 3090 112.5
RTX 3080 Ti 110.9
RX 6900 XT 105.8
RTX 3080 100
RX 6800 XT 98.7
RX 6800 86.7
RTX 3070 Ti 83.8
RTX 3070 77.5
RTX 2080 Ti 76.4
RX 6700 XT 68.5
RTX 3060 Ti 67.3
RTX 2080 S 65.4
RTX 2080 61.2
RTX 2070 S 56.4
Radeon VII 54.5
RX 5700 XT 52.6
RX 6600 XT 50.4
RTX 3060 50.3
RTX 2070 49.4
RTX 2060 S 47.5
RX 5700 47.1
RX Vega 64 43.1
RTX 2060 41.2
RX 5600 XT 41.2
RX Vega 56 38.8
GTX 1660 Ti 34
GTX 1660 S 33.7
GTX 1660 29.3
RX 5500 XT 26.7
GTX 1650 S 25.2

1440p - Ultra(最高品質)

22 Games Average
GPUfps(Max: 240fps)
RTX 3090 173.7
RX 6900 XT 171.3
RTX 3080 Ti 170.9
RX 6800 XT 163.6
RTX 3080 159.6
RX 6800 144.9
RTX 3070 Ti 138.4
RTX 3070 130.6
RTX 2080 Ti 126.7
RX 6700 XT 121.4
RTX 3060 Ti 115.4
RTX 2080 S 109.4
RTX 2080 104.1
RTX 2070 S 96.7
RX 6600 XT 95.5
RX 5700 XT 93.2
Radeon VII 93
RTX 3060 88.3
RTX 2070 85.5
RX 5700 83.7
RTX 2060 S 82.9
RX Vega 64 75.2
RX 5600 XT 73.7
RTX 2060 73
RX Vega 56 68.3
GTX 1660 Ti 61.3
GTX 1660 S 60.6
GTX 1660 53.1
RX 5500 XT 50.3
GTX 1650 S 47.1

1080p - Ultra(最高品質)

22 Games Average
GPUfps(Max: 240fps)
RX 6900 XT 211.6
RTX 3090 208.2
RTX 3080 Ti 205.3
RX 6800 XT 202.8
RTX 3080 194.6
RX 6800 181.4
RTX 3070 Ti 174.1
RTX 3070 167.9
RTX 2080 Ti 163.5
RX 6700 XT 159.3
RTX 3060 Ti 152.4
RTX 2080 S 143.5
RTX 2080 138
RX 6600 XT 133.8
RTX 2070 S 129.2
RX 5700 XT 127.1
Radeon VII 122
RTX 3060 119.3
RTX 2070 115.1
RX 5700 114.1
RTX 2060 S 112
RX 5600 XT 102.5
RX Vega 64 101.4
RTX 2060 100.1
RX Vega 56 93.3
GTX 1660 Ti 84.8
GTX 1660 S 84.4
GTX 1660 74.8
RX 5500 XT 71
GTX 1650 S 66.6
  • GPU名の末尾のSSUPERの略です。
  • リンクとなっているGPU名をクリックすると、それぞれのGPUを搭載したBTOゲーミングPCの比較ページへ移動します。

最初に注意点を挙げておきます。上のテストではCPURyzen 7 5800Xが用いられていますが、Ryzen 5000シリーズ(CPU)とRadeon RX 6000シリーズ(GPU)の組み合わせでは、5~10%ほどの性能向上が見込めるため、その分平均fpsもアップしているものと思われます。よって、Intel CPUを組み合わせる場合、Radeon RX 6000シリーズのGPU性能は、多少割り引いて考えた方が良いでしょう。




GeForce RTX 3070は、データ上は前世代ハイエンドのGeForce RTX 2080 Tiと誤差程度の差しかありません。4K: 常時60fpsもほぼ達成可能といって良いでしょう。

特に、4Kにおいては前世代同クラスGPUであるGeForce RTX 2070 SUPERから35%ほども数字が伸びるなど、飛躍的な進化を遂げています。

1440pでも平均120fpsオーバーですから、WQHD解像度(2560 x 1440)/ 144Hzのディスプレイにはぴったりかもしれません。

1080pにおいても約170fpsですから、解像度を下げればFHD: 200fpsオーバーも充分に可能です。




今後グラフィック品質が上がっていくことを考えると、4K: 60fps~を求めるのであればGeForce RTX 3080以上が望ましいですが、価格や既に発売済みのゲームを中心に見ると、RTX3070は非常に優秀なGPUであるといえます。

どの解像度においても、ある程度の適性を持っていると思いますので、目的の異なる多くの人に向いているGPUかもしれません。

GeForce RTX 3070に見合った構成

当サイトではGPUをクラス分けして、それぞれのクラスごとにバランスの取れた構成を鉄板構成としておすすめしています(2021/11/16にアップデートしました)。

ハイスペック級の鉄板構成は、以下の通りです。

鉄板構成
ターゲット
フレームレート
4K: 60~100fps
FHD: 120~200fps
GPUGeForce RTX 3070 Ti
GeForce RTX 3070
GeForce RTX 3060 Ti
Radeon RX 6800
Radeon RX 6700 XT
CPUCore i7-12700K / KF
Core i5-12600K / KF
Ryzen 7 5800X
Ryzen 5 5600X
Core i9-11900K / KF
Core i7-11700K / KF
メモリ16GB
ストレージ
(SSD)
高速1TB
  • 詳細はゲーミングPCの「鉄板構成」でお話ししていますので、ご一読下さい。
  • 「ストレージ(SSD)容量」は「BTOパソコン」における一般的な搭載量やスペックに見合った容量を載せていますが、基本的には用途次第なので、正解というものはありません。

GeForce RTX 3070搭載モデルの比較

ここでは、各ショップが販売しているBTOゲーミングPCの価格を徹底比較してみたいと思います!

メニューからCPU、メモリ、SSD、HDDの種類や容量を選ぶと、スペックと価格の一覧表の該当部分がそろえられて、価格も変更されます

ただし、G-TuneG-GEARのモデルはGPUごとにモデルが存在するのではなく、ベースモデルからGPUを選択する形ですので、デフォルト(初期状態)のGPUがGeForce RTX 3070と異なる場合は、カスタマイズで変更する必要があります。また、それに伴って電源のアップグレードが必要になる場合もあります。

一覧表では、必要なアップグレードは適用済みですが、具体的な内容は各モデルの販売ページでご確認頂きたいと思います。

その他の基本的な見方、使い方は、以下の通りです。

  • 価格アップ価格ダウンで色分けしています。
  • 「選択不可能なパーツ」は「背景色」を変えています。また、選択不可能なパーツを含む場合は「価格」の背景色も変えています。
  • 「default(デフォルト)」は「初期状態」を意味する言葉ですが、「無料アップグレード」などは適用済みの状態です。
  • モデル名をクリックすると、ページ下部の詳細データへと移動します。
  • OSWindows 11 HomeまたはWindows 10 Home 64bitです。ただし、Windows 10からWindows 11には無償でアップグレードが可能です。
  • CPURRyzenの略です。
  • CPUを複数選択した場合は最も価格が安いものが選択されます。
  • CSとはチップセットのことです。
  • GPUは全てGeForce RTX 3070です。
  • SSD/HDDH-高速タイプであることを表しています。
  • SSD/HDD容量は大まかな数字(~GB級)ですので、数十GBの開きがある場合もあります。ご注意下さい。


表示
条件を満たさないモデル
▼ CPU / CS、▼ MEM、▼ SSD / HDDをクリックすると、条件を絞るパネルが開閉します。
    
ハイエンド
ハイスペック

ミドルスペック

「*」の付いたCPUは、その性能の高さから上のクラスにも分類しています

メモリ容量
SSD容量


HDD容量
モデル▼ CPU
/ CS
▼ MEM▼ SSD
/ HDD
価格
①:GA9A-
J211XT
R9 5900X
/ X570
16GB H-1TB
/ x
¥299,800
②:GA5A-
H204XT
R5 5600X
/ X570
16GB H-500GB
/ x
¥224,800
③:GX9J-
E213ZB
i9-12900KF
/ Z690
32GB H-1TB
/ x
¥349,800

おすすめPC

現在、GeForce RTX 3070搭載モデルが各ショップのラインアップからどんどん消えて行っている状況です。残ったG-GEAR(TSUKUMO)のモデルもデフォルトでGeForce RTX 3070を搭載するモデルばかりで、カスタマイズで選ぶことができなくなっていますので、欲しい人は早めに確保しておいた方が良いかもしれません。

また、1つ格上のGPUであるRTX 3070 Ti搭載PCもありますので、こちらもチェックしてみて頂ければと思います。

では、おすすめPCをご紹介していきたいと思います。


CPUに関しては、負荷が相対的に上がる高fps環境において、CPUのボトルネックが発生しているといわれていますので、できる限り性能を追求しておきたいものです。

ゲーミングPC向けのハイスペックCPUといえば第12世代Core i7 / Core i5第4世代Ryzen 7 / Ryzen 5、あるいは第11世代Core i9 / Core i7辺りが該当しますが、余裕を見るのであれば、これより上のCPUでも決してオーバースペックなどではありません。

ただし、第12世代Coreは性能を極限まで引き出すと、凄まじい消費電力と発熱量になりますので注意が必要です。特にCore i9-Kは定格でも爆熱ですから、かなりの性能のクーラーでなければ冷やしきれないでしょう。ご注意下さい。


では、第11世代 / 第12世代Core搭載モデルから見ていきましょう。

該当するのは、第12世代Core i9を搭載する③: G-GEAR neo GX9J-E213ZBだけです。

Core i9-12900K / KFゲーム向け現行最高性能のCPUですから、パワーは文句の付けようがありませんが、やはり価格がネックになってきます。

GeForce RTX 3070の相方としてはオーバースペックというのが率直な感想ですが、将来的にさらに上のクラスのGPUに変更する予定であれば、CPUにも妥協しない方が良いかもしれません。

ただ、格上となるRTX 3070 Ti搭載PCの方が安いですから、今ならこちらをおすすめしたいと思います。チェックしてみて下さい。



続いて第4世代Ryzen搭載モデルについてです。

Ryzen 5000シリーズのゲーミング性能はどれも大差がありませんので、好きなものを選ぶということで良いと思いますが、Ryzen 5 5600Xだけは6コアという余裕のなさが気になりますので、このクラスでは避けた方が無難です。

残るCPUはRyzen 9 5950X / 5900XRyzen 7 5800Xとなりますが、ゲーミング用途において性能と価格のバランスが最も良いのはRyzen 7 5800Xですから、これでモデルを絞ってみます。すると、残ったのは②: G-GEAR GA5A-H204XTのみとなります。

ただ、こちらもRTX 3070 Ti搭載PCによりコスパの良いモデルがありますので、チェックして頂きたいと思います。



Ryzen 9が搭載可能モデルも現在①: G-GEAR GA9A-J211XTのみで、Ryzen 9 5950XRyzen 9 5900Xのどちらも選べますが、CPUとしてはRyzen 9 5900Xの方がゲームPC向けのCPUとしては人気もコスパも上ですから、圧倒的におすすめです。

ゲームではRyzen 9よりもRyzen 7の方がコスパが良いとはいえ、GeForce RTX 3070クラスのGPUにRyzen 9はバランス的にはむしろ良いくらいですので、特にCPUにこだわりたい人にはRyzen 9 5900Xは良い選択肢となるかと思います。

ただ、当モデルもRTX 3070 Ti搭載PCコスパで及んでいないようですので、チェックしてみて頂ければと思います。

GeForce RTX 3070搭載モデルのラインアップとスペック表

ここからは、当サイトでご紹介しているGeForce RTX 3070搭載BTOパソコンの簡易スペック販売ページへのリンクを掲載していきます。是非、有効に活用して下さい。

G-GEAR / TSUKUMO

①: G-GEAR GA9A-J211XT

OSWindows 10 Home 64bit
CPUAMD Ryzen 9 5900X
(12C/24T, 3.7-4.8GHz)
GPU (VRAM)GeForce RTX 3070 (8GB)
メモリ16GB (DDR4-3200, 8GBx2)
SSD1TB (M.2/NVMe)
HDDx
チップセットAMD X570
光学ドライブDVDスーパーマルチドライブ
電源750W (80PLUS GOLD)
保証1年
価格¥299,800 (税込)

②: G-GEAR GA5A-H204XT

OSWindows 10 Home 64bit
CPUAMD Ryzen 5 5600X
(6C/12T, 3.7-4.6GHz)
GPU (VRAM)GeForce RTX 3070 (8GB)
メモリ16GB (DDR4-2666, 8GBx2)
SSD500GB (M.2/NVMe)
HDDx
チップセットAMD X570
光学ドライブDVDスーパーマルチドライブ
電源700W (80PLUS BRONZE)
保証1年
価格¥224,800 (税込)

③: G-GEAR neo GX9J-E213ZB

OSWindows 11 Home
CPUIntel Core i9-12900KF
(16C/24T, 3.2-5.1GHz)
GPU (VRAM)GeForce RTX 3070 (8GB)
メモリ32GB (DDR4-3200, 16GBx2)
SSD1TB (M.2/NVMe)
HDDx
チップセットIntel Z690
光学ドライブx
電源750W (80PLUS GOLD)
保証1年
価格¥349,800 (税込)